最近、2つのワークショップに参加してきました。
ひとつは、ずっとやってみたかった仏像彫刻。
もうひとつは、パールのアクセサリー作り。
どちらも楽しみにしていたのに、終わってみれば
びっくりするくらい違いが出てしまいました。
というのも、仏像彫刻を思っていたよりも
楽しめなかったんです。
角材から、少しずつ仏像を掘り出していくのですが
「まずここに線を引いて」
「次はここにノミを当てて」
「ここをこう削って」
そんなふうに、一つひとつ手順を教わりながら進めていくうちに、
気づいたら、ただ“言われたことをこなす作業”になっていました。
円空みたいな仏像が彫りたい〜!
ふと、以前参加したワークショップで言われた言葉を思い出しました。
「オペレーションになっちゃったね」
お手本になる浮世絵をトレーシングして、
先生に講評をもらうワークショップだったのですが、
(そういえば、春画もありました!笑)
「もっと優しい線にしたい」
「ここは繊細に描きたい」
「この人物を可愛く描きたい」
といった、自分なりの意思やイメージが無いと、
ただ、お手本を綺麗になぞるだけになってしまうんです。
今回の仏像彫刻でも、まったく同じことが起きていたのだと思います。
「上手にやること」が目的になってしまっていて、
「自分はどうしたいのか」が、どこにも無かった。
だから、楽しく感じなかったんだと思います。
逆に、パールのワークショップは、めちゃくちゃ楽し無ことができました。
まず、アコヤ貝から真珠を取り出す時点でワクワク。
冷凍のアコヤ貝。3−4年くらい養殖されたものだそう。
どんな色かな。
どんな形かな。
大きいかな、小さいかな。
貝を開いたところ。身の中にパールが埋まっているので、探します。
何を作ろう?
このパールならイヤカフが合いそう
いや、リングも可愛いかも
なんて、あーでもない、こーでもない、と考える時間が本当に楽しかった。
完成したイヤカフは、会心の出来です。
すでにお気に入りになっていて、毎日のようにつけています。
そんな2つのワークショップを通して思ったのは、
「楽しむ」って、ただ受け身でいるだけじゃ生まれないんだな、ということ。
上手かどうかよりも、
「自分はどうしたいのか」
「どんなものを作りたいのか」
そういう意思や創造力が動き出した時に、人は夢中になれるのかもしれません。
楽しむためのヒントに気づいたところで
近々、仏像彫刻はリベンジする予定。
可愛い仏像ができるといいな。



