(前回からのつづき)
「待機」の龍はもう、うずくまってはいなかった。
天を仰いでニヤニヤ笑っている。
あの人が動き始めたんだな、と思った。
ふいに龍がバサっと翼を広げた。
白鳥のような大きな白い・・・
え?翼?
龍って翼あんの?
龍は嬉しくってしかたない、
というような顔で振り向いて言った。
「今はさぁ、翼をバサバサさせて飛び回りたい気分やねん!」
そして伸びをするように前足を高く持ち上げた。
え?前足?
龍は一瞬で・・・馬になった。
大きな翼のある・・・ペガサス?
龍は何も言わなかったし
私も聞かなかった。
けど、気持ちはなんとなく分かった。
「それでさぁ、自分の足で駆け回りたい気分やねん!」
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前回の「待機」を描こうとしたらこのイメージが出てきて、
描いた順番はこちらが先になりました。
龍はわりと自由に変身できるようで、これまでにも
馬→龍→馬
龍→鳥
龍→人間?→消える
という変化を見ました。
私はいちいち「なんで馬?」「なんで鳥?」
と突っ込むのですが、龍の返事は
「姿はどうにでもなる。」
「姿は気にするな。」
というそっけないものでした。
姿が見えず声だけ聞こえたときに
「誰が喋ってんの?」
と聞いたら、
「龍が喋ってると思ったほうが理解しやすいなら
龍をイメージしとけっ!」
と言われて白龍が現れました。
龍にとって姿形とは意識を集中するための
シンボルのようなもの?
人間が思うほど重要ではないのかな、
と思いました。
この絵を描いたのは三日月と金星が接近した
キレイな夜だったので右下に表していますが、
これはとっても意味深かもしれません。
アートセラピー的に右下は未来を表すのだとか。
そこにモノを描くということは、
未来への不安や障害を表すんじゃなかったっけな?
現実社会がイメージの世界への障害になっている?
でも、イメージの世界の光は現実社会へと
降り注いでいる。
うーん。
実は、このペガサスは現在まだ飛び立てていません。
細い糸が絡まったみたいに
うまく飛び立てないでもがいているのです。
その理由やそれが何を表すのかが分かったら
また続きのお話を書きます。
次回は、また、別の人に見えたイメージです。
絵としてはややシンプルですが、
お話としては読んだ皆さんがどう思うのか、
ぜひご意見をいただきたい内容となっております。
通りすがりのみなさんもまたぜひ
お立ち寄りいただければ喜びます。私が。
