いつもダラダラと長いのを書くわたしですが

ちょっと短いのを、さくさくアップしてみよう。

 

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娘のかっぱ子と待ち合わせて

映画を観に行った。

 

観終わって、中華屋さんで夕ご飯を食べ

いっしょに地下鉄に向かうと

おやおや、あっちからこっちから視線を浴びる。

 

別にかっぱ子は、特に美人ってわけではない。

ごくごく、十人並みの大学生。

服装だって、モノトーンの長袖とストレートパンツ。

特に露出は多くない。

 

だけど、普通の女子大生が歩くだけで

たくさんの男が盗み見る。

それも20代、30代の男たち。

 

そういえば、カウンセラーさんが

ずうっと前に言っていた。

 

「そのうち、娘と歩くと

 娘のほうに、視線が集まるようになるわよ。

 で、自分を見る男性は、だんだん年配になっていくの。」

って。

 

これかぁ。

 

わたしも男性の視線を感じることはあるけれど

たしかにそれは、中年、老年男性で

若い男性の前では、空気になったみたいだ。

 

車内で隣の娘を見ると

男たちの視線には気づかないかのように

スマホを操っている。

白くて細い指と、艶やかな長い髪。

 

愛しく、まぶしく、危うく・・・

娘とは、不思議なもの。

 

(おしまい)