廃棄商品の悲しみ… | 空の宇珠 海の渦 

空の宇珠 海の渦 

-そらのうず うみのうず-
空海の小説と宇宙のお話






最近、廃棄商品の横流しが話題になっている。


このことについては、思うところがある。



coco壱の件は、樹脂が混入したという話であるが、



何万枚もの食品を廃棄するのはどうかな?と思う。


それに引きずられ、他にも様々な問題が見つかったようだ。




日本の国が廃棄する食品の量は、世界一だという噂だ。




それは、世界を救える程だ。



別の言い方をすれば、命を廃棄していることになる。



廃棄する食品の命。



救える命。



かけがえのない命を、見捨てていることになる。


先進国と言われる国の、行動ではないように思う。





少し前の話であるが…



食品棚の奥から、賞味期限が切れたミートソースが出てきた。


缶ではなく、ビニールパックのほうだ。


捨てるのは忍びない…


賞味期限から1年ほど過ぎていたのであるが、開けてみた。


いい匂いがした。


腐っているような感じはない。


問題なさそうなので、パスタにして食べた。


別に何事も無かったし、美味しかった。



賞味期限って何?



それで、私は思った。


食べ物は全て命だ。



期限が過ぎた命は、無駄に捨てられているのだ。




それと同時に感じたことがある。



それは、製品の技術だ。



「これなら、賞味期限を延ばせばいいのに…」


十分に食べられるし、健康被害も無い。


まだ食べられるものを、捨てているのだ。



先日、マヨネーズの賞味期限を延ばす、という記事を見かけた。


私としては大いに歓迎である。



そろそろ、そう言う時期に来たのではないかと思う。



技術は確実に進んでいる。



いつまでも同じ規準で、物事を量るのはおかしい。



変わって行かなければならない。



勿論、良き方向へ…



今回の話も、規準が満たされていれば問題ない話だ。



食の安全は必要である。



だが、大切な何かを見落としている気がしてならない。



廃棄商品を横流しするのが罪か…


食べられる命を捨てるのが罪か…



もう一度、よく考える必要があるように思える。



食べることは、命と共に生きる事だ。


命は、無駄にしてはいけない。


私自身はそう思っている。