■関口シュンの心理占星術講座「基礎編」の特徴③
20歳超えてゆくと太陽意識がはっきりしてきて、生きがいや価値観などを見つけて人生に反映させようとしていきます。
それは社会で自分の個性の花を咲かせることを目指すことです。
この生きがいや生きる価値観は、「自分は自分らしくありたい」という大切なエゴと自尊心の力によりますが、その個性の種は月と金星にあります。金星と火星は、いわゆるインナーチャイルドと呼ばれるものになります。
また、占星術では、男性性(output power)と女性性(Input power)に分類している惑星が4つあります。
男性性の星は太陽と火星、女性性の星は月と金星。
そう考えると、男女の区別なく、人は子ども時代に女性性の力で周囲のあらゆるものを栄養にして内なる想像性で満たし、大人になるにつれ、男性性の力で社会へ出て、育んできたその想像性を創造性に創りかえてゆくということになるわけです。
20歳を超えていくと、太陽と火星という男性性を身に着けて、しっかりとした「自我形成」を目指します。

<太陽期>21歳頃~35歳頃
これまで約7年のサイクルで成長してきましたが、太陽による人生創りは大変なので2倍の14年と考えます(3倍の21年という考えもあり)。
第1太陽期(28歳頃)と第2太陽期の中間には、「サターンリターン」と呼ばれる人生の検証時期があり、第1期では試行錯誤繰り返し手探りしながら、第2期では社会の様子を分かったうえで太陽意識向上へ再挑戦する感じです。
この間に、仕事や対人関係、恋愛や結婚、子育てや家族生活などあらゆることが社会トレーニングとなり、私たちの太陽意識(自我)が鍛えられます。
この社会適応、現実対応に必死になるために、個性の核である月や金星(インナーチャイルド)が犠牲になったり迷子になったりすることは、残念ながらよくあることで、それも太陽期の学びかもしれません。
本来ならば、月期に養った「自由性」をこの太陽期で鍛える「意志・意思」によって、「自由意志」という力にしてゆく時期です。
じつはこの「自由意志」こそが、自分を愛し、自分の人生を愛する「自愛」でもあるのです。。
<火星期>35歳頃~42歳頃
人生の半ばにさしかかり、人生の大きな見つめ直しの時期に入ります。
これまで社会でのあらゆる体験によってフィールドワークしてきた人生に、本当の自分(魂・真我・霊我・大我…)を表わしてゆくために、大きなパワーがチャージされます。
ターニングポイントと呼ばれることもあり、この時期からライフテーマにも気づき始めるでしょう。
一方で、太陽意識の強さのせいで、ないがしろになっていた人生を楽しみ生きる金星の回復も火星によって始まり、これを金星期のリベンジと呼んだりもします。
若い頃の受け身的な魅力とは違って、35歳を超えて男性性による能動的でたくましく、カッコよく楽しめる女性性の魅力です。
重要な時期なので、様々なことに出遭いますが、それを乗り越えるパワーも増すというわけです。
<木星期>ほぼ40歳代
パーソナル天体のゾーンを超えてゆくと、7年刻みはあまりはっきりしなくなるので、木星期はざっくり40代でよいと考えています。
木星は善なるイメージ。自分を他者や社会のために使おうと、人生のフィールドの質を高めたり広げたりして、可能性を探ります。ライフテーマの探索です。
この時期の善きことを求めるための学習は、学生時代の受験勉強的なこととは違って、本当の学びの歓びに満たされるので、水星期のリベンジとも言われます。
<土星期>ほぼ50歳代
様々な体験によって脱皮を繰り返してきた私たちは、この時期に信頼感厚く、懐の深い自分を造形します。
若い頃に悩まされていた苦手コンプレックスもすでに得意なものに変わり、周囲に振り回されて散漫になっていたパワーも集中力となり、感情的にも丈夫になってきます。
月期の「感情的自由」と太陽期の「創造的意志」をあわせもった「自由意志」を基盤にして、まさに咲いた花から実ができ始め、種として巡らせてゆくでしょう。
ライフテーマは計画され、実行にも移され、その人の霊我をも含んだ確かな自我によって、人生上の重要な活動や作品が生まれることは多いものです。
若年期のピークとはまったく違った形で、熟年期にはその人の本質的なピークを迎えます。
昔と違って、寿命も長くなり、スピリチュアリティも表現できるこの時代なので、ここで人生から降りることは考えずに、自分の在りかたをしっかりと見つめて、その後の人生に再出発、大冒険に出てゆく自分を楽しみたいものです。
④に続く
2026年6月20日(土)より開講