1992年
国際平和協力法(PKO法)制定。自衛隊の国連平和維持活動(PKO)への参加を可能に。湾岸戦争での「金だけ出して血は流さない」批判が背景。

2003〜2004年
有事法制(武力攻撃事態法など)整備。自衛隊法改正などで、有事における自衛隊の行動指針を明確化。米軍支援関連の改正も。

周辺事態法(1999年、後の重要影響事態法)
日本周辺の事態で米軍支援を可能に。


2013年
特定秘密保護法成立。安全保障関連情報の保護を強化。

2014年7月
集団的自衛権の限定行使容認閣議決定。憲法解釈を変更。「他国への攻撃でも、日本の存立が脅かされる明白な危険がある場合」(存立危機事態)は武力行使可能とする新3要件を導入。歴代政府が「違憲」としてきた解釈を転換


2015年9月
平和安全法制(安保関連法)成立。自衛隊法など10法改正+新法(国際平和支援法)。
主なポイント
  • 集団的自衛権の限定行使を法制化。
  • 重要影響事態での他国軍後方支援拡大。
  • PKO法改正で「駆けつけ警護」追加。
  • 武力攻撃事態法に「存立危機事態」を明記。

2022年12月
国家安全保障戦略・国家防衛戦略・防衛力整備計画(安保3文書)の閣議決定。中国を「最大の戦略的挑戦」と位置づけ、反撃能力(敵基地攻撃能力)の保有を明記。防衛費をGDP比2%(2027年度目標)へ増額。専守防衛からの積極的抑止へのシフト。

2023年
防衛生産・技術基盤強化法施行。防衛産業の生産基盤強化、装備品開発・生産支援、装備移転(輸出)の円滑化を推進。防衛装備移転三原則の運用見直しも。


2024〜2025年
防衛費増額の加速、特定利用空港・港湾の整備強化、防衛産業支援の拡大。

2026年(現在進行中)
防衛力変革推進、3文書のさらなる改定検討。継戦能力(持続戦闘能力)強化、サイバー・宇宙領域、新領域対応の法制化議論。防衛生産基盤強化法の改正検討も