神様とあなたを繋ぐ。
神様コンシェルジュ新地亜紀の同居人
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今回の過去ログ再アップは、
2006年10月に、初めて訪れた
祇園白川にある辰巳大明神です。
八坂神社界隈や、花見小路は通ったことはあっても、
祇園の中心地「白川」へは、一度も行ったことがありませんでした。
実家から京都に通っていた頃は、
舞妓さんや芸妓さんに会うには、
「先斗町」に行けばいいと思っていた私です![]()
いや、それも「お花(お座敷)」がそちらである時はいるでしょうけど、
「屋形(芸者置屋)」まではないでしょうねぇ。
祇園白川界隈と言えば、祇園発祥の地。
重要伝統的建造物保存地区となっている新橋地区は、
哲学の道から続く白川の川岸に柳が植えられ、
「油照り」と呼ばれる京都独特の夏の猛暑の間にも、
涼やかな川風を運んできてくれます。
既に涼しくなってからの訪問でしたが、
風にそよぐ柳の大木は、祇園らしさを十二分に演出してくれていました。
白い石畳に緑の柳。
深く濃い色の川の流れは速く、
周囲の緑を色鮮やかに見せていました。
春には、桜も咲くのだとか。
この色の川に、ピンクの桜の花びらが舞う所も綺麗でしょうね。
白川へと足を運んだのは、「辰巳大明神」に行ってみたかったから。
河惣益巳さん作の漫画『玄椿』に出てくる「辰巳大明神」。
元は、御所の辰巳の方角を守る目的で建てられたらしいのですが、
祇園ではほとんど目にしない神社だった為に、
祇園に係わる人たちのシンボル的な神社になり、
やがて芸妓さんや舞妓さんたちの芸上達のご利益神社になったのだそうです。
行ってみて、お稲荷さんだったのには驚きました。
確かに、「芸上達」を祈願するお稲荷さんって他にはないでしょうねぇ。
でも、何故かお稲荷さんなのに、
祀られているのは狐ではなく、狸なのだそうです。
不思議だらけの「辰巳大明神」でした。
さて、白川には「巽橋」が掛かっています。
山村美砂さんの京都ミステリーのドラマの撮影に
よく使われているらしいのですが、私達には、どちらかと言うと
『本当にあった怖い話』で描かれている漫画で馴染みのある場所でした![]()
沢山の人が記念写真を撮っている中、
「すんまへん。ちょっと通しておくれやす」
涼やかな声で人混みをすり抜けていったのは、
舞妓さんじゃありませんかっ!
本物やん。本物!
体験舞妓じゃない、本物の舞妓さん!
真っ白な白粉を襟元まできっちりと塗って、
上質な布地で作られた着物を纏い、
舞妓の長い帯を結ぶ為に、
普通の倍の幅で倍の長さという帯を締め、
10cmはあるおこぼで歩くその足取りの確かさ。
そして、競歩? と思ってしまう程のスピードで歩き、
去っていったあの舞妓さんが本物でなくてなんだというのでしょう。
知りませんでした。
舞妓さんて、あんなに足が速いもんなんですね。
全然追いつけませんでした。
八坂へと戻る途中、体験舞妓さんにも会いましたが、
やっぱり雰囲気が全然違うんですよね。
慣れのせいなんでしょうか。
姿勢も歩き方も全く違うので、一目で見分けられます。
何より、一緒にいる人達の種類が違いますもんね。
明らかに、友達、彼氏、家族と思われる人達と一緒なんですもん![]()
その後、更に舞妓さんに。
そして、お付きの見習いさんを連れた芸妓さんにも出会えました。
すごいわ。
白川界隈。
本物の舞妓さん、芸妓さんに出会いたい時は、
次からここに来る事にします!
でも大抵は、夕方からの「お花」に合わせて姿を作るのだそうで、
昼日中に行ってもなかなか会えないのでしょうね。
まぁ最近は、各観光地を、
名所PRの為に歩いてくれている舞妓さん達がいるらしいので、
遭遇率も高くなっているのでしょうが・・。
最初に見た舞妓さんも、
時間的に「お花」には早かったと思うので、
取材とか、何かのPRの為に急いでいたのでしょうか?
桜の時期にはライトアップもされるそうです。
また、その頃にも訪れてみたい白川界隈でした。
辰巳大明神の横の巽橋には狸が住んでいて、
橋を渡る人を騙して、川の中を渡らせるという悪戯をしていた為、
困った人々が、狸を祀る祠を建てたところ、悪戯が収まったのだという
言い伝えがあるそうです。
その後、何度か訪れている辰巳大明神。
いつ訪れても、風情のある、良い場所です。











