蓮華王院 | あき&みっちゃんの好きなことを好きなように好きなだけ

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 講師、エノア亜紀です。
 ご訪問ありがとうございます。
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 以前の別ブログで掲載していた神社仏閣のお出かけ記事を再編集して掲載しています。
 今回は
「蓮華王院」
 同居人みっちゃんの記事です。

 正式名称は
「蓮華王院」
 という天台宗のお寺なのですが、本堂正面の柱間が、33あることから
「三十三間堂」
 と呼ばれるようになったとか。
 今ではもう、この通り名の方が有名ですね。

 後白河上皇が、平清盛に命じて、院政を行っていた
「法住寺殿」
 の一角に造らせたのだそうですが、創建当時併せ持っていた五重の塔や、不動堂などの全てが、80年後に焼失。
 現在の本堂は、その後再建されたものだそうです。

 総檜造りの本堂は、全長約120m。
 中には、御本尊である
「十一面千手千眼観世音」
 像が安置されています。
 ところで、この御本尊。日本で唯一の特徴を持っています。
 それは、全部で1001体あることなんです!
 
 中央に巨大な
「中尊」
 を配し、その左右に500体ずつの
「千手観音像」
 が、10段50列に整然と並んでいる姿は、まさに圧巻です!
 なんでも、この千手観音像の中には、
「会いたいと願う人の顔が必ずある」
 と言い伝えられているらしいのですが、そんなことを全く知らない私達は、千手観音像よりも手前に安置されていた
「雷神・風神」
「二十八部衆」
 に夢中で、そちらにばかり目を奪われていました。
 
 寺院の中は、カメラのフラッシュなどの光刺激によっても傷みが出るので、大概、写真撮影禁止なのですが、親子連れのお父さんが、ペンライトを片手に、次々と千手観音像にライトを当て続けていたのを見て、少し怒りを感じていた私でした。
 でも今思うと、
「誰か」
 の顔を必死で探していたのかもしれませんね。

 二十八部衆の中には、修理に出されているものもあり、龍好きの亜紀ちゃんには
「難陀竜王」
 が修理に出されていることが残念だったようです。

 長い長いお堂を出て、写真を撮ろうと庭に回ったのはいいのですが、さすが120m。どの角度から見ても、全てを収めることは出来ませんでした。
 古来より、このお堂の外縁を利用して、西庭で行われていた
「通し矢」
 に因む弓道大会は今も引き継がれ、成人式の日には、成人した女性達の晴れ着姿で行われる競技が、正月の風物詩にまでなっています。

 同日行われる、蓮華王院の最大の縁日である
「柳枝のお加持」
 は、正月の初水を7日間の祈祷の後、霊力を持つと言われる柳の枝で、参拝者に灌いでお加持する法要で、後白河上皇の
「頭痛平癒」
 にあやかる霊験あらたかな
「頭痛封じ
 の行事です。
 この時代、天皇といえば頭痛に悩む方々のエピソードが多く残っているような気がしますが、やはり、あの高い枕のせいだったのでしょうか?
 いつの時代も、健康に関して悩むのは同じなのですね。

 
 印象としては「平らか」な感じ。
 明るく落ち着いた風情ではあるのですが、少し派手さには欠ける感じではありました。
 焼失してしまった五重塔や、不動堂が残っていたら、また違った華やかさがあったのかもしれません。
 
 その後、政治的見解の不一致により敵対してしまう、後白河上皇と平清盛の仲の良かった平穏な一時が、再建された蓮華王院の中に、まだ息づいているのかもしれませんね。



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