私がセラピーでやっているのは、
治そうとか
よくしようとすることではない。
治そうとか
よくしようとするのは、
今が悪いから変えなきゃだめだ
という前提じゃないですか。
私の考え方はそうじゃない。
一見どんな状況に見えても、
瞬間瞬間人は最高最善を生きているのです。
善悪優劣の物差しをはずしてみると、
自分が自分でだめだとか思っていることは
まんざら捨てたもんじゃないのかもしれない。
事実は中立であり、
よくも悪くもない。
それを、いいとか悪いとか判断しているのは、
自分のものの見方であって。
事実は現に目の前にある。
それをどうしたいか、
何を選択するかということが
生きるということであって。
自分を変えて別の人になったら、
そんな人生は
いったいどんな意味があるんだろう。
私のセラピーは
よくなろうというよりは、
自分に居直るためのセラピーなんです。
人は誰もが、
不完全という完全さを生きている。
そのことを思い出すだけ。
