難儀な成ちゃんの詩7 | 宇宙人せいじ♪の詩(うた)

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8億年前アンドロメガ星からニュートリノに乗ってこの星にやって来て、女心から地球環境問題までを妄想する日々を送っています。
気まぐれブログを書き込んでいる【さだまさし】と【双極性障害】の『中途半端、大嫌い!!』の【宇宙人】です。

 

 

何度目かの診察の時S先生は僕の実兄の同席の前でこう言った。

 

 

「河原さんは近々退院してもらいます。

退院するにあたって注意事項があります。

まず、自分の力でアパートを探し、自分の力で仕事を見つけ、自分ひとりの力で生きていって下さい。

 

但し、2~3か月は実家で暮らして下さい。

その後は全て自分の力で生きて行ってください。

 

あなたは病気ではありません、必ずそうしてください。」

 

 

 

 

 

 

 

 

退院の日が決まり兄と母が迎えに来てくれた。

 

 

 

 

 

 

僕の実家である園部に着いた。

 

 

 

 

ところが、ところがである、退院した当日に前もってしらされないまま兄嫁がこう言った。

 

 

 

 

 

 

 

「今日から天神さんの前のアパートに住んでもらいます。すき焼きの用意がしてあるので、そのアパートで家族で話し合いして!!」

 

 

 

 

 

 

 

僕の父と母と兄と僕とでそのすき焼きパーテイーが始まった。

 

 

 

 

「なあー成治、解ってくれ!、お前は一度あの家を出た人間や、一生あの家で暮らすことは出来ん、おまえ一人でこのアパートで生活してくれ!

 

あの家には兄ちゃんの娘もいる、そこのところ解ってくれ!!」

と、母が言った。

 

 

 

兄はとてもやさしい人間である。

 

血液型も僕と一緒でB型である。

 

兄の気持ちも良く解る。

 

 

母の気持ちも良く解る。

 

父の気持ちも良く解る。

 

兄嫁の気持ちも良く解る。

 

 

 

 

 

でも、僕は納得しなかった。