「ちょっと体調が悪くて、検査を受けることになってん」
先日、
お付き合いで保険に入ってくださっている社長さんから連絡がありました。
最近ずっと体調も優れず、精神的にもかなりイライラされている様子で、正直、こちらも少し心配していた社長さんでした。
多くの社長さんは、
「自分がどんな保険に入っているか」なんて、ほとんど覚えていません。
今回も検査が決まってから、
「これ、いくらくらい保険出るん?」
「どんなのが対象なん?」
と聞かれました。
ただ、今回のケースはあくまで検査。
私の調べた限りでは、検査だけで保険が出る会社はどこもないと思います。
結果的に、簡単な日帰り手術(いわゆる小手術)をすることになりました。
実は当時、日帰り手術でも保険が出るようなプランのご提案もしていました。
ただ、
「保険料も高くなるし、今は健康やし」
「そんなこと起こらへんやろ」
というお考えもあり、
最終的には日帰り手術が対象になる保障は付けずに、
長期入院や大きな病気に備える設計を選ばれました。
そもそも日帰り手術は費用もそれほどかかりませんし、
その後も普通に働けるケースがほとんどです。
収入が減ることもなく、
仕事に大きな影響が出ることもありません。
ですので、
「こういったところはカバーする必要はない」
というご理解だったんですね。
ところが今回――
「なんでも出ると思ってたのに、全然出ぇへんやん」
「保険入ってるけど意味ないやん」
と、若干キレ気味…。
さらに周りの経営者仲間に相談したら、
「なんでそんな保険入ってんの?」
「普通は日額5,000円とか1万円やろ?」
なんて言われたそうで、
余計にモヤモヤされた様子でした。
私は正直にお伝えしました。
細かい保障を付ければ、その分保険料は高くなる。
その代わり、本当に困る長期入院や大病のときに
しっかり支える設計にしていること。
でも、人間って不思議なもので、
いざ自分が検査や入院をするとなると
「なんでも出てほしい」
「保険に入ってるんやから全部出るはず」
と思ってしまうものなんですよね。
そんな中、後日3日の入院されることに――
一時金が20万円支払われました。
わずか数泊の入院です。
一般的な日額型なら、
1日1万円でも3日で3万円。
でも今回は20万円。
それを聞いた社長さんが、ぽつりと。
「正直、あの時はめちゃくちゃ文句言ったけどな」
「ほんまにしんどい時に、ちゃんとお金出たんはありがたかったわ」
その言葉を聞いて、私もホッとしました。
保険って、
周りがどうとか、
一般的にどうとかではなくて、
その人の人生にとって役に立つかどうか。
そこが一番大事なんだと、改めて思いました。
保険は“安心”を買うもの。
いざという時に、
「助かった」と思ってもらえる仕事を、
これからもしていきたいなと思います。
今日も読んでいただき、ありがとうございました。
