今日はちょっとモヤっとした出来事があったので、備忘録も兼ねて書いておきます。
先日、事業承継の相談会でとある税理士さんに相談してきました。
ただ…正直に言うと「この先生、大丈夫かな?」と感じる場面がありまして。
もちろん、
・私の聞き方が悪かったのかもしれません
・私の理解が間違っているのかもしれません
もし私の認識がズレていたら、ぜひコメントで教えていただけるとめちゃくちゃ嬉しいです。
事業承継の相談内容
今私が取り組んでいる事業承継の内容を、少しぼかしながらお話ししました。
すると税理士さんからこんなアドバイスが。
「自社株の評価を下げるには土地を買うのがいいですよ」
「ホールディングスを作って資産を移せば、自社株評価は下がりますよ」
…なるほど。よく聞く話ではあります。
でも、ここで私は少し引っかかりました。
① 土地を買えば株価が下がる?
土地を買えば相続税評価額が下がって、自社株評価も下がる。
たしかに昔は王道の節税スキームでした。
でも、これって――
令和8年の税制改正大綱で完全にふさがれますよね?
取得から5年間は「相続税評価額」ではなく
取得価格で評価される
つまり、買ってすぐに評価額を下げることはできなくなる。
なので私は、
「税制改正でそのスキーム、もう使えなくなったんじゃないですか?」
と聞いてみました。
すると返ってきた答えが、
「いや、まだいけますよ」
……え?
そこが正直よく分かりませんでした。
私の勘違いなのか。
それとも先生が改正内容を把握されていないのか。
あまり突っ込んで場の空気を壊すのもどうかと思い、それ以上は深掘りしませんでしたが、ちょっとモヤモヤ。
② ホールディングスを作れば株価が下がる?
次にホールディングスの話。
相談会の中で、こんな前提条件もお伝えしました。
運送業の会社でトラックを多数保有。
帳簿上は簿価1円になっているけれど、
中古市場では1台200万円くらいで売れる。
つまり――
実質1億円くらいの含み益がある会社
というお話です。
その前提でホールディングスを作った場合、
ホールディングス会社の規模は小さくなります。
すると評価方法は類似業種比準方式ではなく
純資産方式のウエイトが高くなるはず。
純資産方式で評価すれば、
当然「含み益込み」の評価になります。
つまり、
株価はむしろ上がる可能性が高いはずなんですよね。
なのに、
「ホールディングスを作れば株価は下がります」
と言われる。
……うーん、なぜ?
含み益がある会社でホールディングスを作ったら
むしろ評価が上がるケースの方が多いのでは?
というのが私の理解です。
まとめ
もちろん、私の理解が間違っている可能性もあります。
税制は複雑ですし、前提条件で結果も大きく変わります。
ただ、
・土地購入による評価引下げスキーム
・ホールディングスによる株価引下げスキーム
この2つについて、
「今の税制で本当にそれが通用するのか?」
という点は、かなり慎重に考える必要があると感じました。
もし
「いや、その税理士さんの言う通りですよ」
「そこはこういう例外がありますよ」
などあれば、ぜひコメントで教えてください。
私自身も勉強中の身ですし、
現場で実務に携わっている方の意見をぜひ聞いてみたいです。
引き続き、実務ベースで事業承継を深掘りしていきます。
ではまた。