大西洋を航行していた
クルーズ船で
ハンタウイルス
WHOや医療当局者の
「無駄に騒ぐな」という
言葉の意味と重要性は
私もしっかりわかるんですが、
でもほら・・・
6年くらい前にその
「無駄に騒ぐな、
リスクは低い、
たいしたことない」で
割とたいした目に遭った
記憶も世間には
新しいじゃないですか。
ただ現時点では
「無駄に騒ぐな」と
言わざるをえませんよね・・・
「リスクは低い」まで
言っちゃうから
世の一部へそ曲がりは
「じゃあその根拠を
示してもらおうやないけ、
リスクが高くなる可能性も
ゼロではないから
今から皆で気をつけようって
言ったほうが
ええんとちゃうか」って
反発しちゃうのではとも
思うんですけど。
クルーズ船の入港を
拒否した国も出て、
最終的にはスペインは
カナリア諸島のテネリフェ島が
船を受け入れたんですが、
ニュースによれば
テネリフェの地元の人は
「いやそれはちょっと」と
難色を示していたものの
スペインの中央政府が
「国際法と人道配慮は
大事なのよ」で押し切った模様。
入港を拒否した国
(カボベルデ)には
下船した乗客を
検査・隔離などするための
十分なインフラがないのに対し
テネリフェにはそれがあった、
クルーズ船の最終目的地が
そもそもカナリア諸島だった、
あと乗客の中には
スペイン人も含まれていた、
みたいな背景もあったようです。
船に乗っていた英国人乗客は
テネリフェで下船した後
英国政府が用意したチャーター機で
マンチェスター空港に移動、
現在アロー・パーク病院の
隔離施設に入っています。
このアロー・パーク病院は
コロナの時にも『帰国者用の
最初の隔離施設』として
使用されたそうで、
テレビを観ていたら
現場に入ったリポーターが
「ええ皆様わかります!
この映像、見覚えございますよね!
6年前、ここからさんざん
ニュース中継をしたものです!」
とか言っていて、いいのか、
それはちょっと
縁起の悪い発言ではないのか。
というわけでクルーズ船の乗客は
テネリフェから順次飛行機で
出身国に戻るのが基本である様子、
それでほら、日本人乗客が
1名いらっしゃるって
話だったじゃないですか。
この方、テネリフェから
日本までどう移動するのかな、
チャーター機は現実的ではないし
かといって一般民間機を
利用するのも大変そうだし、と
思っておりましたらアナタ!
こちらの日本人乗客氏は
英国乗船者組にまざる形で
一緒にマンチェスターに入り、
現在アロー・パーク病院で
検査など受けてらっしゃるそうです。
これはやはり日本政府が
英国政府にお願いして
それを英国側が
受け入れてくれたって
話なんでしょうか。
私は根が単純なので
「ああ、ありがたいねえ」と
素直に英国政府および医療機関、
くわえてテネリフェの皆様と
スペイン政府に感謝しているんですが、
そうか、これがダイヤモンド・
プリンセス号日本入港時の
各国の善男善女の気持ちか・・・!
今回のこのハンタウイルス、
コロナの経験を経た世間が
過剰反応をしているのか
それとも社会は衝撃に対し
ちょっと鈍くなっているのか、
当事者である我々には
判断をつけにくいところも
あるとは思うんですけど、
あれですよね、間違いなく
ダイヤモンド・プリンセス号の
横浜入港時の経験は
テネリフェでの対応に
活かされていると思いませんか。
日本は未知のウイルスに
あの時対応したんだ、
ハンタは既存ウイルスだろ!
みたいな・・・安心感とは
ちょっと違う、なんでしょう、
心の拠り所というか・・・
ところで私は最近
根がお節介なので
アロー・パーク病院に
入院した日本人乗客氏に
レトルトのおかゆとか文庫本とか
反射的に差し入れしたく
なったんですけど、
それは病院事務局の
仕事量を増やす
迷惑行為だな、ということに
すぐに自力で
気づくことができました。
よかったよかった。
たったひとりの
日本人乗客として
クルーズ船に乗って
楽しめる胆力を
お持ちの方なんだから
隔離生活も悠々と
問題なく
お過ごしになられるだろう、
なんだったら私よりも
英語能力とか高そうだし
電子端末を駆使して
文芸作品やニュースを読んで
「これはこれで得難い経験」
とかおっしゃる感じなのでは、と。
あとたぶん日本大使館が
全力支援するでしょうしね。
ハンタウイルス、このまま
感染拡大がおさまって欲しいものです。
テネリフェへの
お礼の気持ちは
特産品を買うことで
示すべきですかね
とりあえず私は
手洗いうがいの徹底を
今後も続けたいと思います
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