腰痛改善のために通っている

手技療法院で先日

オステオパシーの先生

治療をしていただき、帰り際に

「ところで先生、私はこれ、

完治はいつ頃ですかね」

 

「う~ん、自分が見立てるなら

16か月っていいますね」

 

「16か月?1年以上?」

 

「Norizoさんの腰痛は

今日とか昨日に突然

痛くなったのとは

違いますからね、

どうしても時間がかかるっすよ」

 

その理屈は

わからないでもないのですが

でも同じ施術院で私が

いつもお世話になっている

理学療法士さんは

「Norizoさんは夏の終わりには

普段の生活に戻れるわ」って

ずっと言ってくれていたんですよ。

 

夏の終わりってじゃないですか。

 

どういうことどういうこと?

 

私はなんかこう・・・

 

『弱みに付け込まれる』みたいな

状態が好きではなく・・・

 

ネギをしょったカモ扱いというか・・・

 

特に今回に腰痛治療に関しては

時間もお金もかかっているけど

でもゆっくりではあるけれど

状態がよくなってきてはいるから

仕方ない、と自分を

納得させてきた面もあり・・・

 

そんなわけで2週間後、

いつもの理学療法の

先生に診ていただいた際に

「あのすみません。

私の腰は夏の終わりには

治るというお話でしたが

先日担当していただいた

オステオパスの先生には

完治に16か月はかかる、と

言われたんですけど」

 

私の声に不信感が滲んでしまって

いたのかもしれませんが

理学療法の先生は

驚きのあまり顔を赤くして

「16か月?そんなことを・・・?

だってもうNorizoさんは

日常生活を送れているでしょう?

朝、顔も洗えていますよね?」

 

「洗えてはいますけど、

一番腰が痛かった時は

起床後1時間とか時間を

おいてからでないと

洗面台に屈めなかったのが

今は5分くらいで

かがめていますけど・・・

布団から出てすぐに

顔を洗えるようになるのが

16か月後なのかな、と・・・」

 

「ちょっと待ってください、

オステオパスにNorizoさんは

何をどうお尋ねになったんですか?

『起床直後に洗面台に

かがみこめるのはいつになるか』

という聞き方をなさいましたか?」

 

「いえ、えーと・・・

『空手のクラスにはいつ頃

参加できますか』という

質問の仕方をしました」

 

「空手のクラスッ?

なんですかそれは初耳です、

Norizoさんは空手のクラスに

参加したいんですか?本気で?」

 

「空手のクラスは冗談でも

腰が治ったらハイキックくらいは

痛みなく出せるように

なりたいと考えておりました」

 

「ハイキック?どうして

そんなキックが

日常に必要なんです?」

 

それで理学療法士さんと私で

意識というか言葉の

すり合わせを致しましたところ、

理学療法士さんとしては私が

『朝に痛みを感じず顔を洗える』のが

『日常生活』イコール『もう

治療が必要ない状態』という

認識だったらしいんですよ。

 

でも私の考える日常というのは

「ハイキックはまあ控えるにしても

たとえば薪を斧で割るとか」

 

 

 

 

「待ってください、

薪割りは高強度運動です、

今のNorizoさんには

避けてもらいたい動きです!」

 

「わかりますわかります、

今はやっていません、でも

それがいつできるようになるかは

知りたいところなんですけど」

 

「どうして薪割りなんて動作が

日常に必要なんですかっ?」

 

「えっ、それは私が

田舎に・・・

山奥に住んでいるから・・・?」

 

話し合いの結果、

私の考える『日常生活』と

理学療法の先生が考えていた

『日常生活』には

かなりの乖離

あることが発覚しました・・・

 

そりゃそうか、

一般的な都市部の市民は

薪割りとか必要ないですもんね!

 

「Norizoさんはガーデニングを

なさるということでしたが

まさかそれは花を

育てる以上のことを・・・?」

 

「基本的には花を育てる

程度の話ですが庭の広さが

たぶん先生の

ご想像とは異なるかと・・・

あと花だけじゃなくて

野菜と・・・あと木も・・・」

 

 

「木・・・木ですか・・・

 

なんかすみません・・・

 

「薪割りはもう私は一生

控え続けるべきですかね・・・」

 

「・・・いいえ、Norizoさんの

最終目標が本気で薪割りなら

それはそれで新たに

治療方針を立てるまでです!

でもね!最初の問診でね!

Norizoさんは『朝、腰が痛くて

顔が洗えない、痛みなく顔が

洗えるようになりたい』って

言ってるの!記録があるの!

ね、それはもう改善が

完了しているでしょ、今?」

 

「ハイ」

 

「ハイキック、空手、薪割り、

そっちがそれをお望みなら

こっちはそれに沿った

運動計画を出しますよ、

出せますよ、次の予約は

『治療』じゃなくて

『リハビリ』で取ってください!

できますから、こっちは!」

 

プロの意地を感じました・・・

 

それにしても

意思の疎通って難しですね。

 

 

でも人間誰しも

いざという時はハイキックの

一発や二発繰り出せるのが

健康な身体という

ものだと思うんですけど

 

あとほら、何かあった時

愛犬(30キロ)を抱えて

200メートルくらいは

走れる状態でありたいな、と

 

腰が痛いと

そういうことができない

 

・・・理学療法士さんは

これ、まったく悪くないですね

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