そんなわけで米国政治というか
トランプ大統領と
トランプ支持者の皆様の
話なんですけれども。
トランプ氏が大統領に返り咲き
関税問題や移民問題で
空前絶後の政策を強行しても
支持者の皆様は大喜び、
これはまあわかるじゃないですか。
そういう大鉈(なた)を
ふるって欲しいからこそ
トランプ氏の毀誉褒貶の
『毀』に目をつぶって
今回の大統領選で
共和党支持に回った人は
我々が想像する以上に
多かったんでしょうし。
いやでもこういう政策は
普通に考えたらあり得ませんよね、
と周囲が言ってみたところで
「普通にやっていたら
出来ないことを実行する、
そこに痺れる憧れるゥ!」と
当人たちはますます
喜んじゃうでしょうし。
政府職員の大量解雇にしても
法律事務所や大学に対して
強権を行使したことも
気候変動や多様性に対する姿勢も
「そう、社会問題の根源は
あそこらへんにあった」と
理解する・したい人には
朗報だったでしょうし。
ウクライナ問題や
イスラエル問題でも
トランプ支持者の忠誠は
揺らぐことはなく、
イラン空爆で一部から
疑問の声が上がりはしたものの
それもなんとかおさまった。
すごいぞ王者トランプ、
つけいる隙がどこにもない、と
世間が圧倒されかけた
ところに出てきた
性的人身売買で有罪判決を受けた
性犯罪者エプスタイン被告は
2019年に拘置所で死亡。
自殺したとされているが
本当は他殺されたのではないか、
エプスタイン被告は
各国の名士に女性(少女)を斡旋し
性的関係を持たせ秘密組織を作り
そうした組織こそが
世界を操っているのではないか
・・・『ディープ・ステート』
『Qアノン』という言葉が出る
陰謀論の基本がこれです。
それらの陰謀論においては
こうした闇の勢力に
対峙する戦士として
トランプ氏は描かれ、
トランプ氏もまた
そうした後押しに異を唱えず
選挙中には当選の暁には
エプスタイン関連ファイルを
公開すると明言。
これで世界の闇が暴かれる!と
胸をときめかせる
トランプ支持派の陰謀論者たち、
しかしこの7月に米司法省は
「エプスタイン氏は自殺」
「エプスタインの『顧客リスト』は
はあ?ボンディ司法長官は
2月にFOXニュースのインタビューで
「顧客リストは現在
私の机の上にある、精査中」って
言ってましたよね?と当然
陰謀論系トランプ支持者は反発。
しかしトランプ大統領は
「(情報公開を求める
自らの支持者は)愚かだ、
時間を浪費している」
これに一部の陰謀論者は大反発。
そして皆様は
覚えていらっしゃいますか、
某イーロン・マスク氏が
トランプ大統領と袂を分かった後
「例の顧客ファイルが
公開されないのは
そこにトランプ氏の名前が
のっているからだよ~ん」と
近頃はこのイーロン発言に
今回の米大統領選で
トランプ大統領を支持した人々の
支持の理由は
多岐にわたったと思うんです、
「多様性に対する狭量な姿勢には
同意できないけれども
移民問題をどうにかして欲しいから
トランプ支持」という人もいれば
それとは真逆に
「移民問題はどうでもいいけど
行き過ぎた多様性に
なんとか歯止めをかけて
欲しいから」という人もいたでしょう。
こういう人たちはたとえば
お互いに友達同士には
なれないかもしれない、
でもトランプ支持という
一点では結束できる。
トランプ氏は光の戦士、という
陰謀論を信奉する人々を
「ちょっと考え方は・・・
ほら、アレ・・・だけれども、
まあトランプ氏の票につながれば」で
『身内』と認めていた人々、
トランプ支持層とトランプ陣営、
そしてトランプ大統領自身は
「まさかこの問題でここまで
足を引っ張られるとは」と
現在困惑しているのではないか。
それで何を申し上げたいのかというと
私は前々回の選挙までは
候補者とその公約を見て
「この問題とこの問題では
この人と同意見、ここは
意見を異にする」とやって
同意見数の合計で
投票先を選んでいたんですよ。
でも近頃は・・・
「この問題とこの問題では
同意見だけど、ここは意見を異にする、
でもこの意見の異なりを
見過ごすことはできない」みたいな
候補者が出てきているというか・・・
そうした候補者を
支持する人の多くも
私が衝撃を受けた公約などを
「いい考え!最高!」とは
思ってはいないと思う、
「政治は清濁あわせ飲まないと」とか
「ここは確かにおかしな意見を
この人は述べているけど、でも
他の点では悪くないから」とか
「これはあえての極論」とか
「票集めのテクニック」とか
自分を納得させて
支持に回ったのだと思う、
でもいざその人が当選したら
自分が『よい』と思っていた
政策は後回しにされ
うっすら『危険』と感じていた
公約のほうが優先されるかもしれない。
『いいことを言っているか』ではなく
『危険なことを言っていないか』で
候補者を選ぶ時代が来た気もします。
『危ない政策』は
『危ない支持者』を魅惑して
票につながる、
その流れは確かにある。
でも長期的に見たら
現在のトランプ大統領のように
自分自身が危ない目にあう
危険性もあるわけですよ。
トランプ氏の政治手腕・
経済手腕を信じて共和党を
支持した人々にとっては
「エプスタイン問題とか
もう今はいいじゃん!
もっと大事な問題は
他にあるじゃん!」だと思う、
トランプ大統領も
そう思っていると思う、
でもエプスタイン問題を、
ディープ・ステートの存在を、
それに付随する諸々の陰謀論を
信奉している人々にとっては
そうした声は闇の勢力からの
攻撃にしか感じられない。
トランプ共和党を支持する集団
(米国民の過半数)内に
最初に生じた大亀裂の原因が陰謀論。
味方は選ばないと怖い、と
我々は学ぶべきだと思いませんか。
ただですね、『アレな政党』
あるいは『アレな政治家』は
まだ「次の選挙で落とせば」
「党から除名すれば」的
対策が取れますけど、
『アレな支持者』は
本当に取り扱いが難しいですよね
なおもしトランプ政権の関係者が
ここを見ているなら私は言いたい、
私はこの局面からの
打開案を持っています!
陰謀論には陰謀論をぶつけんだよ!
エプスタイン・リストやらに
トランプ氏の名前が載っていても
トランプ氏とエプスタイン氏に
過去に交流があったのは
事実なんだから
そんなのは驚くことじゃない、
重要なのは絶交の理由、つまり・・・
こういうことを書くのは
それこそ本当にエプスタイン事件の
被害者の皆様に申し訳ないので
このあたりで止めておきます
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