普賢菩薩
何事かを得るということは、相応の力が必要である。
大きなもの、または遠く離れているものを得ようとするならば
そのものの対価となるべき力が必要となる。
その力とは、あなたの時間、心の強さ、体力である。
正しく心血を注ぎ込むだけの情熱である。
人は
嫌々ながら為し続けることを努力と呼ぶが。
何かを強いられるということを、基より人は為せるようにできていない。
自らが 本当に楽しむもの 本当に手に入れたいもの
ただそのことを一心に、コツコツと積み重ねる。
それこそが努力の本質である。
とはいえ
壁の無い道に、喜びもまた無し。
壁が立ちはだかった時、あなたは心底こう思うが良い。
「 ああ この先には、望んだものが用意されている 」
「やっとここまで来たのだ」と喜ぶが良い。
そのような生き方をする者に、天は心躍らせる。
視点を合わせ、あなたの跳躍に歓声を贈る。失敗に声援を送る。
幼子が歩みを覚えるが如く、そうして得たものは後世まで魂の血肉となり
あなたを援く。
共に行こう。
転ぶ痛みを恐れるな。未知の景色を恐れるな。
そのために、あなたは生まれてきたのだ。
御真言:オン サンマヤ ザトバン