お久しぶりです。瑠香ですにっこり



ご縁って星の軌道みたいだな。

ふと、そんなことが思い浮んだのでした。



先日、鎌倉に行ってきまして。

鎌倉は子供の頃から慣れ親しんできた土地ではあるものの、行ったことのない場所もかなり多く。


今回は、そんな「いつか行こうと思ってたけど、なかなか行く機会がなかった場所」を中心に巡ってきました。





なんというか、観光じゃ選ばないような地味スポットばかりで。


地味だけど、地味だからこそ?


必然だったんだろうなという、いい意味での「地味巡り」でした。


地味って「地を味わう」って書くしね。


その土地をじんわりと味わうような、そんな1日でした。



行ったところは地味だけど、メンバーが素敵だったからホント楽しかったです。







鎌倉巡るなら、まずは鶴岡八幡宮でしょ。


ということでご挨拶をして。


まぁタイミングよく、本殿着いたら太鼓が打ち鳴らされ、参拝する時には鈴付きの金幣を頭上で振られ。


見透かされている感が半端なかったです(笑)



観光の方もそれなりに多かったんですが、行くとこ行くとこ、サーッと人が引いたりして。


ほんとありがたいですわ。





なかなか行けずにいたミュージアム隣のカフェでランチして。


ここのカフェは20年前くらいに倒れた大銀杏の切り株がシンボルになっています。


こうやって素敵な形で残してくれてるのは、嬉しいですね。












鎌倉に詳しい人なら写真だけでも分かるかもしれないけど、なかなかにマイナーどころじゃなかろうか。





ここは、わたしにとってのメイン会場(?)だったと思います。


扇ヶ谷の辻にある岩船地蔵です。

お堂が六角形✡️をしています。




頼朝の長女、大姫の供養のために守り本尊であった地蔵菩薩を祀ったお堂です。



ここは行くつもりなかったんですけどね。

次の目的地に行く途中で道を間違えて、気がついたら近くまで来ていたので、寄ることになりました。



ずっといつか行かなきゃなと思い続けて、5年くらい経ってようやくです(笑)


きっと、この日にこのメンバーで、そして今のわたしで行くことがベストだったんだと思います。



なんでここに行ったのか?というのは、過去のこの記事を読んでいただくと分かるかなと。

2022年に書いたものです。(活動名も違いますが驚かんでくださいw)


https://ameblo.mom/sayappemaru/entry-12749374285.html



岩船地蔵の前で手を合わせた後、鎌倉のターンが終わったなと思いました。

ターンってなんだよって感じですが。



それにしても地蔵と言えば、北条氏は地蔵と弁天をよく祀るのですよ。


江の島の弁財天は北条氏がめちゃくちゃ大事にしてきたところです。

鶴岡八幡宮にも政子が祀った旗上弁財天があります。

建長寺もの本尊も地蔵菩薩だし。




鶴岡八幡宮のお隣の宝戒寺は鎌倉幕府滅亡の後に北条氏を弔うために建てられましたが、やっぱりご本尊は地蔵菩薩です。(ここは後醍醐天皇の命で建立されたのでカウントしていいのか分からんけど)



クナトは地蔵に、アラハバキは弁天に姿を変えた


という出雲口伝の伝承者である富當雄氏の言葉を思い出してしまいます。(正確な言い回しは少し違ったかもしれません)



実は出雲口伝にハマってしまって。


今年に入ってのことなので、まだまだその内容の深さに到達できてはいませんが(というかできる気がしないw)


目からウロコのことばかりで楽しいです。



そんなこともあって、お地蔵さまや弁天さんへの見方が少し変わったというか。

考え方、見る角度が増えたという方が正しいかもしれませんね。



お地蔵さまを辻や別れ道や村境なんかで見かけることが多いのは、境神であるサイノカミの流れを汲んでるから。


同じ境神である道祖神は、サイノカミてあるクナト大神と妃の幸姫。


道祖神は歓喜天でもあって、象の姿をしているのは、クナト大神と幸姫の子供が猿田彦であり、猿田彦=ガネーシャだから。


つまり、歓喜天は二神のように見えて実は三神の融合した姿。


三宝荒神に姿を変えたサイノカミ信仰にも繋がります。



  

その歓喜天(聖天)が宝戒寺にいらっしゃいます。



宝戒寺の社紋と北条氏の家紋が並んでました。


三角形を組み合わせた北条のミツウロコと

三ツ星を正三角形に配置した宝戒寺の社紋。


どちらも3です。




この三つ星、三諦星というらしいです。天台宗の宗紋です。
三つ星といえばオリオン座を想像しますが、こちらは北極星に由来しています。


三諦星のことを詳しく書かれている方のブログを見つけましたので、貼らせていただきます。

 

https://ameblo.mom/seiryu7676/entry-12489946488.html


天台宗も星の信仰が元になっていたとは知りませんでした。




星信仰と言えば妙見信仰が真っ先に思い浮かぶのですが、鎌倉にも妙見信仰ってあるんかなと思い調べたことがあって。


その時に見つけたのが泉ノ井でした。





穴が掘られただけに見えますが、一応、井戸だそうです。今でも湧き水が出ているそうです。



泉ノ井のすぐ近くの妙傳寺は、元々妙見菩薩を祀っていたそうですが、今は焼失しているそうです。



鎌倉には〇〇ノ井って付くところがいくつかあって、この泉ノ井は鎌倉十井のうちの1つです。



昔は至る所に湧き水があったらしいんですよね。


鎌倉って雨が降った後なんか、岩肌から雨水が染み出して、苔やシダを伝ってポタポタと雨粒が滴り落ちている光景をよく見かけます。


目にも耳にも美しい石清水。わたしの抱く鎌倉のイメージです。



鎌倉は観光地ですけど、周囲は小高い山に囲まれた盆地で。


住宅街を歩いていても、あちこちで凝灰岩質砂岩が剥き出しになっています。



岩の間を水が通る隙間があるってことは、柔らかいのです。


だから手掘りで岩壁にやぐらを掘ったり、切り通しを作ることができるんですよね。




英勝寺裏がすごいことになってました。ここはテンション上がりました。






入ってすぐに出口の光が見える優しい胎内くぐり。安産です。



英勝寺も初めて訪れました。横須賀線に乗ってると窓から見えるのに。


ここは水戸藩ゆかりの尼寺で、英勝院(お勝の方)の墓所があります。立派な金色の霊廟の奥にお墓がありました。


尼寺だけあって、柔らかい雰囲気の素敵なお寺です。

山門やお堂の彫刻も美しくて。


特に仏殿の天井は是非見てほしいです。翼の生えた天女(迦陵頻伽ともなんか違う羽衣あるのに翼もあって珍しかった)やたくさんの鳳凰が色とりどりに描かれています。





一見、幼稚園かな?と思ってしまう可愛らしい門には、葵の御紋に桔梗の花をあしらった社紋が施されています。


なんだかオシャレ。


鮮やかな黄色に塗られた桔梗が星にも見えるような気がしてしまい…


もしやわたしたち、鎌倉の隠れた星巡りをしていたのでは?


なんて、後から思うのでした。


余談ですが、英勝寺の境内裏手、少し高台に金比羅宮があります。


金比羅、琴平はカシオペア座の古い和名なのだとか。


カシオペア座といえば、北極星を導き出す星座でもあります。








最後にお茶したホテル併設のカフェもとても素敵でした。



ここもずっと、行きたかったところでしたコーヒー

鎌倉駅西口すぐのところにある鎌倉青山というホテルの1階にあります。


Cafe518


https://www.kamakuraseizan.jp/





さきほど、実は星巡りだったんじゃないか?とか言いましたが。


それぞれ(今回はわたし含め4人)にとって、「何かを終わらせる」旅だったようです。



終わるってことは、これから何かが始まるってことなので。


みんなのこれからの変化が楽しみです。



もちろん、わたし自身も含め。




人も場所も、ご縁というのはまるで星の軌道のようだなと思います。


ひとりひとりが宇宙に浮かぶ一つの輝く星であり


星々が巡る軌道は、あらゆる縁のようなもの。


近づいたり離れたりを繰り返し、時にクロスしながらお互いに作用しあって宇宙を創造している。



いや、もっと壮大に


一人一人の星を中心に、それぞれの銀河が広がり

銀河同士の響き合いによって宇宙が形成されている。




それをタイミングと言ったりする。そして、タイミングこそが、ご縁というものであったりする。



ここでこう繋がるんだ?という驚きや新鮮さがあるのに、もう昔から決まっていたかのように感じることがある。


人も場所も、ありとあらゆるものが縁という見えない軌道の重なりにより、オーケストラのように響き合っているのかもしれない。



遠い時代の先人たちは、夜空の瞬きを星の声として受け取り、宇宙の歌を後世に残してくれたのかな。



なんて、星を語るとロマンチックな気分になるのはなんででしょ。




何はともあれ、こうしてベストなタイミングにベストなメンバーが集まり、必要なところをみんなで巡ることができて、本当によかったな!と思います。




いろいろ盛り込んで長文になりましたが

お読みくださり、ありがとうございましたにっこり