学童保育の問題:高齢者支援員と高学年のトラブル。放課後を壊す支援員。 | 10才までの自己肯定感の育み方 放課後児童クラブスーパーバイザーさとさん

10才までの自己肯定感の育み方 放課後児童クラブスーパーバイザーさとさん

学童保育歴20年・島根県スーパーバイザーのさとさんが、特に低学年の子どもとの信頼関係作りをテーマに、働くママを応援するブログです。「聞く・訊く・聴く」を軸に、自己肯定感を育む関わり方と、親子のタイプに合わせた4つの関係性モデルを実例とともに紹介しています。

お疲れ様です。子育てコーチング協会インストラクターのさとさんです。

 

はじめに

このブログの検索で常に上位の記事。

 

実際、こういう学童保育・児童クラブがあるという事実。

 

子どもの居場所なはずなのに、特定の支援員の都合で運営をしてしまう。特に浮き彫りになっているのがこの構図。

 

 

 

年収の壁

この背景には、学童保育・児童クラブの給料では家族を養うことができない年収の低さがある。

 

勤務時間は平日は午後から、長期休暇中は1日、学校のスケジュールに大きく左右される。

 

20代、30代で働いている支援員が非常に少ない。それゆえに、同じ支援員が20年以上働いていることもあるあるなんじゃないかな。

 

必然、60代・70代の支援員が学童保育・児童クラブの生活のあり方を決めていることもあるよね。

 

子どもを取り巻く環境や、子育てに関する知識など偏った見方をしてしまっている。

 

小学生のケガより高齢者のケガ

子どもの運動量には到底かなわなくなるから、行動そのものを制限するような生活を組み立てることになってしまう。 

 

中には一切子どもの活動に関わらず、腕を後ろに組んで立ってみている。口を出すときは、注意するときだけ。ある意味仕方がないのかもしれない。小学生と同じことをしてしまったら、ケガをするのは高齢者である支援員。

 

やがて、小学生は思う。

 

わかってくれない

 

言うことを聞かないから

そうやって言うことを聞かない小学生が出来上がってしまう。低学年の頃は、それでも言うことを聞いていたかもしれないが、ギャングエイジな発達段階が近づくと、高学年は容赦なく反発する。

 

うるせー
クソババア

 

こうなってしまうと、ちょっとやそっとでは信頼関係を取り戻すことはできなくなる。

 

収拾がつかない小学生を無理にまとめるために、ルールが必要な時間に過剰にルールを押し付けるようになってしまう。

 

  • 全員が静かに合掌をしないと食べれない(5分以上)
  • 宿題が終っても静かに座らせる
  • ルールのある遊びを強要
  • あらゆることに「許可」を必要にする
 

アフタースクールが解決策か?

現状の公設の学童保育・児童クラブのシステムの中で、高齢者VS高学年問題を解決するのは、非常に難しそう。
 
もっと、大胆に取り組み方を変える必要があると私自身思っている。
 
その一つが放課後NPOアフタースクールの取り組みなのかなと思う。
 
地域の人材を活用することで、支援員の負担を大幅に減らすことができる事例も見られる。
 
ただ、現状としては自治体が大きく動かないと難しいそう。
人材がある程度確保できる都会だからできることかもしれないなとは思う。
 

働く親の放課後問題

働く親にとって、放課後の預け先という問題は大きい。やっと、入れたと思っても、子どもが行きたくないというケースもあると思う。
 
その一つの原因が「高齢者VS高学年」になっている可能性はあるんだな…
 
20年以上、学童保育・児童クラブに関わってきたが、楽しく放課後を過ごすことが本当に難しい。今や、学校よりも学童保育・児童クラブに居る時間の方が長い。そんな時間をどのように過ごすことが、子どもにとっての最善の利益なのか?
 
難問です。

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