学童保育での宿題を解決。これらを試してみてくださいね。 | 10才までの自己肯定感の育み方 放課後児童クラブスーパーバイザーさとさん

10才までの自己肯定感の育み方 放課後児童クラブスーパーバイザーさとさん

学童保育歴20年・島根県スーパーバイザーのさとさんが、特に低学年の子どもとの信頼関係作りをテーマに、働くママを応援するブログです。「聞く・訊く・聴く」を軸に、自己肯定感を育む関わり方と、親子のタイプに合わせた4つの関係性モデルを実例とともに紹介しています。

お疲れ様です。子育てコーチング協会インストラクターのさとさんです。

 

 

宿題に関する悩み事もありますよね?

 

・そもそも宿題をさせた方がいいの?

・宿題をすると遊ぶ時間も無くなってしまう

・宿題が全然終わらない子どもがいます

・宿題をさせてほしいと保護者から要望がある

 

さとさんは、宿題をさせる児童クラブと宿題は親子で「する・しない」を決めてもらう児童クラブと両方経験しています。

 

どちらでもいいかなって考えています。

 

重要なのは、保護者さんと共通理解を持てているか。

 

児童クラブを訪問する中で、「させている」「保護者に任す」と両方ありました。

 

ちょっと、視点を変えてみるね。

 

・親子の帰ってからの時間
・宿題をさせる技術

・宿題の時間自体を楽しむ
・グレーゾーンの子どもには

 

 

 親子の帰ってからの時間

 

普段だと早くて15時、遅い子どもは16時半以降に学童保育に登所。だいたい17時半前後にお迎えのピーク。

 

そこから、買い物をして、帰って、ご飯作って、お風呂に入れて、ゲームやyoutube見て寝る。割と寝るのが遅くなりがちなのも、学童保育の子どもたちの傾向です。

 

お母さん・お父さんも仕事終わってから、寝るまでの時間帯は忙しい。特にお母さんかな。

 

この忙しい時間帯に、「宿題をさせる」はかなりの大変。

 

特に、宿題がうまく進まない子どもは大変なんですよね。

 

泣きながらやっています。
癇癪おこして、やりません。

 

親子ともにストレスがかかる。

 

なので、児童クラブで宿題ができた方がよさそうな気がしますね。

 

 

 宿題をさせる技術

 

児童クラブ支援員は教員ではないので、勉強を教えることは基本できません。宿題に付き合ってあげることはできます。親の立場と変わりはありません。

 

そこで、さとさんからの提案。

 

宿題はコミュケーションと捉えてみよう。

 

宿題をして帰れば、保護者は安心。宿題が終われば、次の日学校に行く子どもも安心。

 

学校に宿題という制度があるので、宿題をしなきゃいけない。個人的には宿題必要か?っては思ってるんだけどね。

 

宿題に付き添う・寄り添うことで、子どもとの信頼関係を作ることができるのならいいと思いませんか?

 

なぜ、宿題が進まないかを整理してみましょう。

 

1.読んでない

2.分からない

3.遊びたい

 

長年宿題に付き合うと、だいたいつまづくポイントは同じ。例えば…「位」「割り算」「文章題」「国語の長い文章を読む問題」とかね。

 

宿題ができる子は、放っておいても宿題をするので、あまり気にしなくてもいいでしょう。

 

問題を読ませる

 

「わからーん」と持ってくる子どもに、「問題読んで」と読ませると、半分以上解けたりします(笑)

 

読むのが苦手な子、ひらがな・漢字が読めない子は、指や棒で文字を追ったり、物差しで読むところをあてたり、一文字ずつ読み方を伝えたりして、とにかく問題を読むことをしてもらう。

 

問題が読めるようになったら、ほとんど解決と言っていいくらいです。

 

躓きポイントは?

 

それでも分からない場合でも、まずは一人でやらせてみます。

 

どこでつまづいているかを観察しよう。

 

色々ありますね。そもそも、文字を読むのが大変な子もいます。問題の量にやられている子も。

 

そのつまづいているポイントを確認出来たら、それを解決する手立てを考えます。

 

文章ではイメージしにくい部分を実際のものとか状況を使って説明します。登場人物を、その子の名前にして読むのも、意外と効果あります。

 

1年生の足し算引き算なら、そろばん使ったりもしてますよ。

 

 

 

 

 

 

オセロとか使うこともあるかな。

 

どうしても理解できない場合は、無理に解かせる必要はなくて、「学校の先生に、もう一度教えてもらってね。」とできない問題を残すこともします。

 

なかには答えを見てやっている子もいますよ。

 

ちなみにこんな記事もある。

 

 

まずはやってみて分からない時は、答えや教科書を見て書いてもいいと思っています。

 

漢字は辞書調べたらいいしね。

 

こんなポスターも使ってます。プラ段ボールに貼り付けて、いつでも出せるようにしてますよ。

 

 

 

 

 

遊びたい問題

 

周りが気になって宿題が進まないとか、遊びたくてイライラしてしまっている子もいますよね。

 

一人になった方が落ち着く場合は、できる限りその環境を用意します。横に座って、一緒に取り組むだけでも進む場合もあります。

 

声のかけ方のポイント

 

NG

宿題をやらないと遊べません

 

OK

宿題して、遊ぼうよ。

 

肯定的に伝えてあげてくださいね。ただでさえ、イライラソワソワしているのに、否定的な伝え方をすると火に油です。

 

量が多くてキャパを超えていると判断できる場合は、全部するのではなく、「ここまでしようか」と区切ることもあります。家でやる部分を残すことになりますね。保護者さんに伝える場合もあります。

 

できたところは「がんばったね」と伝えて、できたことを承認します。

 

それから、皆でやるという時間なら、ある程度「場」の力が発生して、宿題をしやすくなる子もいます。

 

一人でするより、皆でやった方がいいこともあるもんね。

 

 

 宿題の時間自体を楽しむ

 

宿題も楽しんでみては?

 

宿題ができない子は、宿題が苦痛でたまらない。そんな時、宿題はきちんと座ってやりなさい!なんて、怒ってませんか?

 

怒る必要は本当にないので、安心して関わってあげてくださいね。

 

座れずにソワソワしながらでも、宿題に取り組んでいるんだったら

 

がんばってるね

 

机に突っ伏して今にも溶けそうになっていたら

 

溶けちゃってるじゃん


こうやって叫んでる子がいたら

 

めんどくさーい
めんどくせー

 

って、叫んでもいいんじゃないかな。

 

支援員全員で厳しく指導する必要はなくて、注意する支援員もいれば、子どもに寄り添う支援員もいていいし、多少ふざけても宿題が進むのなら楽しくやってもいい。

 

チームで働く

 

さとさんは横で一緒に勉強したり、時にはウクレレの練習したりしています。面白いワードを見つけたら、あえて言ったりします。

 

漢字ドリルの文章を並べて読むと、壮大な世界観になったりして笑えるんですよ。

 

仲のいい子どもたちの宿題を見ていると、学校であったことを話しながら、時にはふざけ合いながら、笑ってやっている。

 

それでいいんです。

 

ある程度のかじ取り(宿題をする)だけ支援員が担って、子どもと宿題も楽しめるのなら、それは子どもとのコミュケーションです。

 

苦痛な時間で覚えるより、楽しい時間で覚えた方が効率がいい。

 

そして、これが重要。

 

10分でも遊べるのなら、遊びます。

 

そして、宿題のサポートの仕方はこの本が最高です。

 

 

 

 

 

 

 

 グレーゾーンの子どもには

 

特性のある児童に関しては、注意が刺激になってしまって余計に騒いでしまうこともあります。

 

そういう場合は、あまり反応しないのも試してみる価値がありますよ。

 

宿題をする場所も、一人でできる机にしたり、先生の横でのんびりやったりと、ほかの子の刺激が極力少なくなる場所を確保するのも大切です。

 

そして、頑張ったら共感したり、褒めたりします。

 

重要なのはココ!

 

無反応+共感

 

宿題できたら、思いっきり遊ぶことができれば、その遊び自体がご褒美になることもあります。

 

 

 


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