やる気の作り方3ステップを公開。学童保育で実証済み。 | 10才までの自己肯定感の育み方 放課後児童クラブスーパーバイザーさとさん

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学童保育歴20年・島根県スーパーバイザーのさとさんが、特に低学年の子どもとの信頼関係作りをテーマに、働くママを応援するブログです。「聞く・訊く・聴く」を軸に、自己肯定感を育む関わり方と、親子のタイプに合わせた4つの関係性モデルを実例とともに紹介しています。

こんにちは、親のためのオンラインサロン「不登校の先にあるもの」主宰さとさんこと高島です。

 

子どものやる気。もしかすると、不登校界隈では永遠のテーマかもしれないね。

 

 

よくいう親が求めるやる気と、さとさんのいう「やる気」は微妙にちがう。

 

親の求めるやる気=勉強への意欲

さとの「やる気」=沸き上がる意欲

 

不登校界隈だと、さとさんのいうやる気を求めてると思います。

 

学童保育で16年働いているさとさんが、全ての子どもに共通する「やる気」の作り方、お伝えします。

 

・「やりたい」を見つける

・やりたいを言っていいことを伝える

・やった結果を評価しない

・ちょっと厳しいことを

 

 

STEP.1「やりたい」を見つける

 

子どもが「やりたい」ということを逃さず見つけるということは、必須です。

 

でも、これがなかなか難しいかもしれない。

 

子どもがそれまでにどのように大人(親・先生など)から言われてきたかで、子どもの様子が変わっていくから。

 

子どもの「やりたい」が一番最初に爆発するのは、俗にいうイヤイヤ期。検索すると色々出るので、よかったら見てね。

 

 

やりたいが爆発して、でもうまくできないし、感情もおりあいつけることができない時期だから、癇癪起こす。

 

このブログで多用するグラフ。

 

 

イヤイヤ期もこのグラフを辿るんだけど、大人が付き合うのがまー大変なわけですよ。

 

そして、この時期にやりたいという意欲を見せると、大人は押し込めようとする。

 

「やりたい」は「ダメ」とセットになっていくんだな。

 

この際、せっかくだからイヤイヤ期ではなく、こう変えた方がいいんじゃないか?

 

やる期

 

児童クラブでたくさんの子どもに出会ってきたけど、最初から「やりたい」と素直に伝えることのできる子は本当に少ない。

 

逆に言うと、素直に「やりたい」を伝えたり、行動する子は、怒られる対象になってしまっている。

 

 

日本の教育(家庭・幼児も含めて)の根底に流れる特徴なんだろうな。

 

ここで、あきらめてては話しにならないので、やりたいの見つけ方。

 

・顔色をうかがう目線や表情

・「してもいい?」という言葉

 

これは、子どもが「やりたい」と言いたいけど、言えない時に出てくる現象。

 

これが出たときに、大人がどう接するかが次のポイント。

 

 

STEP.2やりたいと言っていいことを伝える

 

やる気を育てるためには、子どもの「やりたい」を見つけたら、やらせてあげることは基本。

 

その際、子どもに伝えたいことがある。

 

「やりたい」と伝えてもいいことを伝える。

 

ある意味大人の覚悟を伝えることになるな。

 

間違ってほしくないのは、やりたいと言ったら、なんでもやらせることではありません。

 

「やれる時はできるし、どうしてもできない時はできないって言うよ。」

 

これも同時に伝えます。

 

どうしてもできないことってあるもんね。

 

ただ、できない理由が大人の都合だったら、それを何とかして、できる限りできるようにする大人の努力を見せる必要もあるよ。

 

じゃないと、大人の覚悟にならないからね。

 

子どもと対話することにつながる。

 

「やりたい」と言ったら、大人が全力でやりたいを応援してくれる。

 

そんな関係を作っていく。

 

 

STEP.3やった結果を評価しない

 

いよいよ最後のステップです。

 

やった結果を評価しない。

 

ここで絶対に言っちゃダメなパターン。

 

ほらー

 

せっかくのやる気を、へし折る言葉。

 

大人は子どもの失敗が予想できます。その結果が出てきたとき、気を付けないと無意識に口から出てくる言葉が「ほらー」。

 

大人が意識すること、めちゃめちゃ大切ですよ。

 

逆にほめすぎるのも、微妙です。

 

「やる気」が大人の評価を得るために出すもの…みたいにならないといいよね。

 

日本人はそもそもほめるのが苦手なんて言うから、褒められない人もいるかもしれないな。

 

じゃ、褒めずに何をするか?

 

承認がおすすめです。

 

承認は方法が2つあって、それぞれを説明すると長くなるので、リンクを貼っています。

 

・存在承認

・行動承認

 

 

児童クラブでも多用してます。

 

プラスほめるときは、ここをほめると効果的です。

 

やったこと自体をほめる。

 

やった結果ではなく、やった行為ね。

 

やってみたこと、チャレンジしたことをほめる。

 

やってみるをやってみたことを、ほめる。

 

結果までの過程をほめる。

 

「ナイスチャレンジ」「がんばったねー」とかの声をかけ方がちょうどいいかな。

 

ちょっと厳しいことを

 

実際に学童保育でやっているのが、この3つのステップです。

 

このステップの最初が一番大変です。

 

なぜか。

 

それまでの大人と子どもの関係が影響するから。

 

児童クラブでの支援員と子どもの関係は、ある意味「初対面」だから、子どもの先入観がない。

 

なので、このやり方を最初からすることで、3年もたつと「やりたい」って素直に言えるようになる。

 

でも、親子の関係はそうはいかない。

 

「やりたい」が言えない関係を、ここまでに積み上げてしまっているのなら、なおさら大人の覚悟は必要になる。

 

子どもが変わるのではなく、親が変わることで、子どものやる気は作られていく。

 

不登校とか登校渋りでね、子どもが言っていることは「やりたい」なんです。

 

学校に行きたくない=やりたいこと

 

これまで、やりたいを言えない関係の中で「学校に行きたくない」を言ったということは、相当の覚悟を子どもも持って言っている可能性が高いよね。

 

私は「学校に行きたくない」と突然(のように聞こえて)言ってきたら、まずは学校に行かせることをしてみたらいいと思っています。

 

そして、その子どもの様子を見て、子どもの心に触れてみる。

 

どうやら、本気だな……と、思ったら、今までの自分を振り返って、自分が変わるときが来たのかもしれないと思ってもいいのではないかな。

 

子どものやる気の作り方3ステップは、1週間のスパンでは作れません。ほんと、申し訳ないけど。

 

長い長いスパンを見て、学童保育ではやっています。

 

主に3年間来る学童保育なので、3年間かけて関係を作ります。そして、学童を辞めた後、いろんな場所で「やりたい」を言えて、それを実現していく人になってほしいと思っています。

 

親子の関係は、どちらかが死ぬまで続く関係。

 

長い長いスパンで子どもを見て、やる気を少しずつ作るのってどうですか?

 


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