学童保育は想像以上の創造を子どもたちの力を借りて、成し遂げることができる場所。 | 10才までの自己肯定感の育み方 放課後児童クラブスーパーバイザーさとさん

10才までの自己肯定感の育み方 放課後児童クラブスーパーバイザーさとさん

学童保育歴20年・島根県スーパーバイザーのさとさんが、特に低学年の子どもとの信頼関係作りをテーマに、働くママを応援するブログです。「聞く・訊く・聴く」を軸に、自己肯定感を育む関わり方と、親子のタイプに合わせた4つの関係性モデルを実例とともに紹介しています。

こんにちは、さとさんです。



私は、ほんとに学童保育という仕事が好きでね。

子どもたちが、教育という心身改造機械から解き放たれて、そこで叩き込まれた知識や、その知識からくる好奇心や、そこで疲れはててしまっている心身をさらけ出し、やりたいと思えることを学童保育という短い時間の中で実現させていく。

そういう場所だと私は思っていたし、今でもそういう場所であってほしいと思っています。

前記事で、コメントいただきました。

その記事です。→”みんな アザだらけになっている 。ぐったりと精神的に参っている

ただいまポポリさん、ありがとうございます。



子どもたちのためにも、現場で働く支援員の方たちのためにも、楽しい学童保育になっていくことを願います。


子どもの背景を考慮することとは

子どもの背景を考慮することは、私も大切だと思う。

それは、子どものことを知り、子どものことを受け止めるために、子どもを信じる材料として背景を使う。

起きてしまっている状況を、子どもの背景に原因を求めて、相手を変えるために使い始めると、何も解決できなくなる。

これは、全ての人間関係に言えること。




学童保育で起きていることは、学童保育の場面で起きていること。

そして、学童保育の生活を作っているのは、基本的には支援員が作る。

その中で、子どもたちはあらゆる思いを抱き、その場面で、できる限りの言動を見せてくれている。

子どもたちが荒れてしまって、それまでになんとかしようと懸命にがんばってこられた支援員さんに、このことを伝えても、きっと自分たちが責められているように感じ、何も受け取ってくださらないことも、十分にわかっています。

責められると感じてしまっているので、さらに現状を正確に関係者に話すことも困難になる。

ほんとに様々な要因が、学童保育を楽しくすることを難しくしてしまっているんだよな…

だからこそ、ここまでに至るまでに、少しずつ見直していくことが大切なんだ。

がんばってきた方向を少し変えることで、より小さな力で、より大きな楽しい現実に向っていく。


学童保育って、なんなんでしょう

子どもたちの「楽しい」を、大人が真摯に考え、現場でできる限り実現できる取り組みをすることで、子どもが想像以上の成長をなして遂げてしまうスイッチを押す場所。

ここまで、ブログを書いてきて、あらためて学童保育って、こんな場所であってほしいことを書いてみた。

学童保育は、子どもたちのために生まれたものではありません。

働く親のために、親たちが協力をして、子どもたちを一緒に育てていこう!という思いからスタートしている。

それは、いいとか悪いとかではなく、必要なことだった。

かつて、地域社会の中で、大きな枠の中で、子どもたちは行きたいところで、やりたいことをやって遊んでいた。

しかし、社会の枠組みが少しずつ変わってきたことで、子どもたちは「自由」を少しずつ削がれてきた。

今は、現実世界には、子どもが思う自由を体いっぱいで表現することが難しい。

物理的にも、精神的にも。

だから、バーチャルという世界で、思う存分自由をぶつけている。


現実仮想空間 ≒ 学童保育


私は、学童保育をある種の非現実を体験できる場所として、様々なことをしてきました。

勿論、その過程には、たくさんの迷惑もかけたし、叱られることばかりだった。

それでも、軸足は子どもたちの「楽しい」を実現するために、遊んできた。

現実仮想空間

学童保育に支援員がいて、子どもたちがその支援員と遊ぶことで、今の子どもたちの夢が現実になっていくとしたら…

学童保育は、それができる場所なんだ。

まさに、健全育成。

想像以上の創造を、子どもたちの力を借りて、成し遂げることができる場所。

支援員の知恵と、子どもたちの発想で、ディズニーランドでも味わえない「楽しい」を体感できる場所。

親が知らない間に、子どもたちの成長をしていき、それを親に伝えることができる場所。

子どものなんとも言えない笑顔に、毎日の子育てや家事、仕事に、親の力が満たされていく場所。

支援員が、子どもが心身の成長を間近で見ることができる場所。

子どもが子どもでいられる場所。

それが、学童保育だと、私は思う。


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