考えてみたら、私は最初から
そういう女だった
好きな男の為に絵を描く女だった
10代の頃から
いや、初恋の頃から
彼のお母さんの出身校に私は受けることになった
なんだか運命的なものを感じて
必死になって頑張った
高校の進路を、好きな男を理由に選んだ
だから今も私が絵を描く理由が
好きな男のためでも、何らおかしくない
いつもの事じゃん
むしろ、好きな男を思う私の為でもある
好きなものを好きって言わせてあげたい
発露を、自由にさせてあげたい
叶うかどうかは置いておいて
自由にさせてあげよう
嫌いな人を無理やり好きになれないように
好きな人を嫌いになったり
忘れさせる事は出来ない
人を思う気持ちなんて
誰もコントロール出来ないんだから
私はいつだって、恋愛画家
恋をしないと絵描けない
そんな女
