「過去問演習をやりたいけど、どれを使うべきか分からない」
「受験する予定の無い学校の過去問をやる意味ってあるの?」
こういった疑問を持つ方は多いと思います。
本記事のテーマでもあるのですが……
受験予定が無くても、取り組むと効果的な超オススメのセットがあります。
それが 「甲陽学院1日目」と「大阪星光学院」 の算数入試問題です。
甲陽1日目、星光 の算数入試問題がオススメな理由
まず、過去問演習の最大のデメリットは、
- 「悪問」や「いたずらに難しい問題」が混じっている
- 素人目では良問と悪問を判別しにくい
- 結果、非効率な学習に陥る
という点です。
ところが 甲陽1日目と大阪星光の問題は、他校と比べて
- 標準~応用レベルの「良問比率」が圧倒的に高い
- 悪問や奇問が少なく、トレーニング効率が抜群
だから、関西に限らず全国の上位難関校を志望している受験生であれば、「実戦模試」
特にこの9月~11月にかけて、夏休みにやったことがちゃんと身についているか力試しとして、また実戦模試として、甲陽1日目や星光を定期的に解き、
むしろ「受ける学校の過去問を10年分解いた」
灘・開成・筑駒志望者の中での上位層に対して補足
灘・開成・筑駒レベルを狙うトップ層の中には 、取り組んだ上で「ちょっと物足りない」と感じる人もいるでしょう。
ただし、灘・開成・筑駒を目指している人達でも標準応用レベルが完璧である人は、意外かもしれませんが実はほとんどいなかったりして、誰しも何かしらの穴があったり苦手や不足があったりするのが現実ですから、まずは謙虚に甲陽一日目、星光の入試問題レベルを完璧にしていくことを大前提に、10月~11月期間の目標として取り組んでもらうことが良いと思いますし、大きな意味があると思います。
あくまでその上で物足りないという条件付きではありますがその場合には、
- 甲陽学院2日目
- 近年の東大寺学園の問題
に取り組むことをさらにおすすめします。
あと、麻布中学を受験予定の方は、東大寺の問題は良い実戦練習の材料になると思います。ただしその場合は取り組む時期は11月末以降にしておくことをおすすめします。(逆も然りで、東大寺学園志望の方は麻布の過去問は良い練習になると思います。ただし、東大寺の算数は解き方・考え方・式・図をどう残してどう部分点を稼ぐかという観点を鬼のように強く持ってトレーニングする必要がありますので、その点については別記事参照してください。)
実は“オマージュ”も多い
意外と見落とされがちですが、
入試問題を作成する作業において、当然他校の中学入試問題は気になるところですし、作問のヒントとして研究していると思います。その中で、関西の入試問題はやはり各学校の先生の目に止まり参考にしたくなるものが多いということなのだと思いますが、あぁこの問題はかつての〇〇中の問題をブラッシュアップして作ってるな、とか、なんだったらもうそのまま再利用してるな、と思うものも結構見受けられます。
そういう意味で、受験予定の全くない学校の入試問題を解く意義は、算数においては大いにありますし、特に関西の算数入試問題は、学ぶ材料としてとても優れており、特に甲陽と星光は全体のバランス感レベル感、総合的なセットとして、取り組む価値が高いので推しています。関東関西はじめ全国の中学受験生にとっても、利用しない手は無いと思います。良いものは使わないともったいないです。
もちろん全国の入試問題すべてにおいて学び多き素晴らしい問題との出会いが毎年数多くありますので、関西の問題だけが素晴らしいと言っているわけでは決してありませんので悪しからず(笑)
まとめ
● 過去問演習は「やればいい」ではなく「何を使うか」が極めて重要
● 甲陽1日目と大阪星光は、
● 良問比率が高く、効率良く実力を磨ける
● トップ層は甲陽2日目や東大寺をプラスαに
繰り返すようですが過去問は数をこなすことが重要ではなく、「質」がしっかりと担保された実戦演習の濃密さ次第で学習効果が劇的に変わってくるものです。
そんな皆様の「質」担保に、本記事が少しでも役立てば幸いです。
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