中学受験界において、毎月のように実施される各塾の「公開模試」
お子さんの成績表に一喜一憂するのは保護者の性ですし当然のこと
でも……本当に
「模試の点数が良い=本物の実力」
なのでしょうか?
公開模試の点数、どうやって取っている?
そもそも公開模試は、各塾の「らしさ」が出るものです。
- パターンを知れば対策しやすい?
- 初見問題でも柔軟な発想力を試される?
- 時間配分や選択と集中の戦略が問われる?
各塾の模試は完全に
●パターンを知れば対策しやすい
の“特性”が当てはまります。その特性に合うように振る舞えば、
ただし……だからこそ気を付けないといけないのですが
「模試で点が取れる」⇒「合格に近づいている」
これが今回の本題です。
「辻褄合わせ当てはめ型」の怖さ
模試の点数が取れる受験生には、大きく3タイプあります。
【図:模試で点を取れている子の3タイプ】
③辻褄合わせ型…これは本当に怖い。
一見、解けているように見えるんです。
でも実態は「なんか上手くいく数が見つかった」という“
このタイプの子の頭の中は:
● 色々当てはめる中でこの数で通ったから合ってるに違いない
● 前にやった記憶のある似た問題と同じことをとりあえずやってみた…
● 時間なかったら、あてずっぽうで当たった
……これは技術ではありませんし、
そしてこのタイプの最も厄介なのが、成功体験として刷り込まれて
一度「それで点が取れた」経験があるとその後も同じやり方で進め
②「点取り技術型」は“勘違い”が命取り
②のタイプは、まだ希望があります。
模試の点数はそこそこ高い。
でもそれは「模試という“ゲーム”に慣れているから」
- 出題傾向を熟知している
- よく出る問題の型だけに特化している
- 塾の先生の“ここ出る情報”を頼りに対策している
……これは模試の“攻略”としては優秀ですし、
しかし、「模試の点数=合格力」だと誤認したまま突き進むと危な
このタイプの子が、本番で初見の問題に出くわすと……
「えっ、こんなの模試でやってない」
「どのパターンにも当てはまらない」
「時間だけが過ぎていく……」
→ 精神の肉体も、
誤認識に気付けた瞬間が、運命の分かれ道
でも、②のタイプには希望があります。
点取り技術があるということは、努力する力、
自分の“誤認識”に気づければ、軌道修正ができます。
「今の点は“知ってることに助けられた”だけかも」
「本質的に考えられていない問題があるかも」
「入試ではもっと“考える力”が問われるはずだ」
この気づきが持てた瞬間から、受験の未来は変わります。
むしろこの気づきこそが、
まとめ:模試の点数は「通過点」“自分の中身”を見直す材料に
模試の点数が良くても、それは数字としての「結果」であり、
- その点数、どうやって取った?
- ちゃんと理解して答えを導き出した?
- 「当てはめ」じゃなく原因理由に「納得」して解けた?
- 初見の問題に、冷静に対応できた?
ぜひ、お子さんと一緒にこの問いを投げかけてみてください。
模試の点数を超えた“真の実力”を見つめることが、
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