小5算数は受験の命運を握る | 算数ソムリエブログ-中学受験突破のために-

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中学受験にまつわるココだけの話

「小5算数は受験の命運を握る」

という、既にこれまで擦りに擦られ倒したであろうありきたりなお話を、今回は敢えて取り上げていこうと思います。

 

受験算数の世界、小5で全てが決まると言っても過言ではないという話を皆さんもどこかで耳にしたことがあると思います。

 

これは都市伝説でも塾業界の陰謀でもなく、紛れもないただの現実です。

 

それを知らずに小6を迎えたら、それこそ「後悔しか残らない6年生」が始まってしまいます。

 

では、なぜ小5がそれほどまでに重要なのか?

受験指導の現場で色んな瞬間を目の当たりにしてきましたので、その中で得た経験や知見をもとに順にお話していければと思います。

 

  小5=中受算数の“本番スタート”

中学受験のカリキュラムを大きくざーっくり分けると以下のようになります。

 

  • 小4まで:算数プレリュード
  • 小5:中受算数本格導入+基盤構築
  • 小6前半:総復習+実戦準備
  • 小6後半:入試レベル演習

 

小5で「どれだけ本気の土台作りをしたか」で、小6の戦い方がすべて変わります。

 

 

 

 

 

  どんな勉強が必要か?「質✖️頻度✖️深度」の三重奏

 

「やってるんですけど、なかなか伸びなくて…」

よく聞きます。しかし大事なのは「何を、どれだけ、どのようにどの深さでやっているか。

 

 

何を?(What)

小5で扱うのは、比割合・図形・速さ・数といった、いわゆる「受験算数の中核」となる単元ですので、この時期にそれらの基礎土台レベルを本気で習得できるか否か。

特に大事なのは言わずもがな「比割合」で、全ての単元に関わってくる超重要土台となります。

中には、「割合」って結局なんなのか言語化出来ないままの6年生も多くいます。そうなってしまっては……致命傷。

 

 

どれだけ?(How often)

毎週の授業で触れているだけで大丈夫と思っている方はさすがに皆さんの中にはいないと思います。以下のステップに即して、復習→演習→再復習のループを、週単位でちゃんとこなしていけるかどうか、時間と戦うしかありません。


〈算数力向上の定番ステップ〉


 

 

どのようにどの深さで(How deep)※最重要

「〇〇、わかった!」って言ってる子に「じゃあ〇〇ってどゆこと?」と聞くとフリーズ…典型的な「分かったつもり病」に陥っている小5生は多いです。

 

表面的な理解でなく、分野を横断して使えるレベルで深く理解できているかどうかが、小5段階でこそ重要で最も鍛えるべきポイントです。

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【※例】小5で「割合」を“浅くやった子”と“深くやった子”の違い

問題:ある商品を定価の25%引きで売ったところ、仕入れ値の20%の利益が出ました。定価は仕入れ値の何%ですか?

●浅くやった子:

「えっと…25%引きだから…1-0.25=0.75倍で…」「20%の利益ってことは、仕入れ値の0.2倍が利益だから…」「原価をとりあえず100マルと置くって習ったぞ…」

複雑さややこしさを回避できず無駄な動きが多く正解までスムーズに辿り着けない

●深くやった子:

「4:3と5:6で比合わせするだけでしょ」

スマートで簡素化されていて迷わず詰まることなく正解

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  小6からでは遅いのか?

不可能ではないが、厳しい… が現実と思います。

小6から本腰入れるなんていうのはマインドセットの時点で問題があります。ただ、小6になって突然中学受験をすることになり一念発起して始めるというパターンの子は比較的間に合う可能性が高いです。

 

小6では「解法のインストール」だけでなく「使いこなし&時間内解答」の精度も上げていく必要があります。

「小5内容を理解してること前提」で話が進むことも多くなってきます。(特にあの塾はヤバい…)

 

小5で習得すべき基礎土台を体に染み込ませていないと、小6の演習でただただ消耗し続けることになり「インプット不足×演習過多=伸びないループ」という最悪な沼にハマってしまいかねません。

 

 

  まとめ:小5は中学受験のエンジンルーム

 

「受験はまだ先だし、焦らずコツコツ…」この考えは百歩譲って小4まで。

 

小5は、中学受験算数という長距離レースのエンジンを作る時期なので、ここを手抜きすると、小6でどんなにガソリン(時間と努力)を注いでもエンストします。

 

小5の算数学習を甘くやってしまうと、最後まで伸び悩む…。

逆に、小5で正しく取り組んでできるようになった成功経験積んだ子は、小6で加速できる。

 

小5の一年は、本当に勝負です。

小5で算数に惚れ込むまでなれば理想的、いちばん強い小6受験生に仕上がります。

 

今回のお話は、まさにこれから大事な時期を迎える現小5生にとっても、大事な時期を不本意に終えてしまった小6生にとっても、大変重要な内容だったと思います。胸にぶっ刺してこれからの行動に役立てて頂ければと思います。

 


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