イロハの「イ」の習熟度 | 算数ソムリエブログ-中学受験突破のために-

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中学受験にまつわるココだけの話

どの分野でも言えること
どの世界でも多くの人が陥っていること
 
それは
 

イロハのイをおろそかにして、

イロハのイがまだまだあやふやで不十分なのに
 
イロハのロやハばっかりやろ(やらせよ)うとする
 
 
ということです。
 
 
ロやハに取り組むことで精神的な安定、安心感を得られるというのはよく分かります。
 
ただそれは実質的なものではなく、やった感、出来るようになった感、賢くなった感、を得ているだけに過ぎません。実質的な成長に繋がっていません。
 
 
中学受験算数で言えば、
例えば入試に出てくるようなそれなりに難しいレベルの立体切断の問題が分からないから教えてほしいという生徒がいたとします。
 
で、その生徒に対して次のような質問を投げかけてみます。
 
「じゃあまず、単純な立方体切断で切り口を作図するときに大事なことってなんだったかな?」
 
ここで
「?」
 
とか
「なんだっけ?」
 
とか
ぼんやりなんとなく正解に近いことは言ってるんだけどあやふやで正確でないことを言ったり…
 
などという反応を見せる生徒が、まさに
 
イロハのイが不十分なのにロとかハに取り組んじゃってる典型例になります。
 
 
キャッチボールもままならないのにピッチャーやりたがる人が多いみたいな話なんですが、そんな人は一生上手くなりません。出来ない人は決まって、キャッチボールなんて…とバカにしがちです。
 
 
入試直前期、過去問やって、やらせて、精神的な安定感を得たい(特に親が)気持ちは分からなくもないのですが、入試で結果を出す人はイロハのイの習熟度合いが高い人なのです。
 
 
そもそも入試は満点を取りにいく試験ではありません。むしろ、「イ」と「ロ」と「ハ」を選別する眼力と、「イ」の部分の確実性が問われているだけです。その選別が出来ず、道中で仕掛けられた罠や沼にハマって、取れるはずの点数を最大化できていない人がとても多いわけです。
 
 
そんな人が多いからこそチャンス!という見方もできます。イロハのイを大切にすれば、大きく結果に繋がるということです。実際、常に優秀な成績を維持する生徒ってイロハのイへの取り組みが丁寧で手抜きがありません。逆にイロハのイの勉強内容を見て、このレベルなんてさすがに大丈夫だろうと物足りなさを感じてしまう人は、いつまでたっても成績が上がりません。
 
 
志望校過去問を10年分やっただのなんだのマウントを取ってくる人を尻目に、イロハのイ習熟度チェックを、入試直前期だからこそやった方が良いです。
 
 
ちなみにその算数についてのイロハのイを簡潔にまとめた参考書がまさに以下拙著です。
 
宣伝目的ではなく、本当に最も効率よく算数のイロハのイを全単元確認できるバイブル書で、全中学受験生に役立つものと自負していてオススメです。受験会場に持っていって試験前にパラパラ見ているだけでも、その後同単元の問題が出れば解くのに役立ちます。
 
 
算数の問題を解くための道具=イロハの「イ」
 
をカンペキな状態にした上で、入試本番を迎えてくださいね。
それが合格するための最短距離です。
 
 
では、また!
make sense!
■■算数ソムリエ■■