頭が良い人の特徴 | 算数ソムリエブログ-中学受験突破のために-

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中学受験にまつわるココだけの話

頭が良い人と出会うことが多いと、世の中の多くは頭が良くないと思い知る機会も多いです。何が違うのかと、若い頃よく考えたものです。何しろ大きなテーマ故ひとつの結論に帰着させるのは困難ですが、それなりの抽象的結論は得られましたので、今回はそのお話をさせて頂きます。

 
結論から言うと
 
「頭が良い人」とは
 
「主観、客観、俯瞰の視点スイッチの切り替えが素早く自由自在に入れ替えが可能な人」
 
のことです。
 
主観客観俯瞰の視点を、自分の目他人の目神の目と置き換えて読むと少し分かりやすくなると思います。
 
頭が良い人は決まって、自分から見た他人他人から見た自分神様から見る自分と他人、の3方向の視野を頭の中に共存させ、必要に応じて素早く切り替える能力が高いです。
 
逆に頭が悪い人達は、この3方向の視点のうち、1方向の視点しか持っていません。その1方向とは、ほとんどの場合「主観の目」です。
 
先日もある人と話をしていて、その人の仕事に関する主観的意見を一通り聞いたのち、客観的視点を促す質問をしてみたのですが、その人はどうも質問の意味がよく分かっていない様子で、気がつけばまた主観的主張に話が戻っていきました。
 
若い頃はこういうことがあると、話になんねぇなと辟易していたのですが、最近は現象として捉えられるようになりました。私も年を重ねるにつれ俯瞰の目が身に付いてきたのでしょうか(笑)
 
 
中学受験においても、特に灘中や開成中などといった超難関校では、優秀な人間とそうでない人間を入試問題を通じて出来るだけ正確に振り分け入学させなければならず、学校側もそれに躍起です。
 
ですから入試問題を見ていますと、超が付く難関校ほど、自分の目他人の目神の目の視点入れ替えを制限時間内にスムーズに出来るかどうかを試験上で問うていると感じます。
 
 
これは、机に向かって科目の学習をしているだけで身につく能力ではありません。むしろありふれた日常の中で、習慣として身につけていく能力です。身近な人の会話内容を子供はインプットしていきますが、その身近な人の会話内容が主観的視点ばかりだと、その子の視点も主観目線ばかり育つことになります。
 
つまり当然の帰着ではありますが、優秀な人間を育てたければ、側に優秀な大人がいなければならない、ということです。
 
 
優秀な人間は大人であれ子供であれ、例えばAをしてはいけないと教えれば、それと同じ類のBだったりCだったりも、同様にしてはいけないと自動的に学んでくれます。つまり情報を受け取ってからその情報の抽象化処理が速いのです。客観目線、俯瞰目線に長けていれば、この抽象化処理のスピードと精度は上がります。
 
しかし優秀でない人間は、Aをしてはいけないと教えると、同じAをまた繰り返すことはなかったとしても(全く同じ単純ミスを何度も繰り返す人も実際には多いが…)、BはBでまた別の機会にBをしてはいけない、CはCでまた別の機会にCをしてはいけない、と改めて教えなければならなくなるのです。真っ直ぐ、前方直線的な主観目線しかないからです。
 
 
当たり前ですが、どんな道を歩んだとしても頭が良い方が人生得をします。頭の良さとは何なのか、よく理解した上で我が子と接し導くことで、道が開けることもあると思います。
 
 
主観目線だけでなく、客観目線、さらに可能であれは俯瞰目線まで身につけさせ、抽象化能力(学力)を高め人生を良き方向に向かわせることに、今回の記事を役立てて頂ければ幸いです。
 
 
 
 
 
 
 
話は変わりますが、現在、算数の指導者、中学入試算数問題を作成する私立中学先生方、算数トップレベルを目指す小学生を対象とした、算数の参考書を執筆中です。全てとはいきませんが、私の算数技術をかなり放出します。迷いはありましたが、世の中の算数指導レベルや試験の質向上に少しでも寄与できればという思いです。
 
 
また、改めてお知らせさせて頂きます。
 
 
 
久しぶりの投稿になりました。
 
それではまた。

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