すワンルームマンションを所有しているオーナー様の中には、

・空室期間が長引いている
・築年数が古く、入居者募集が難しい
・3点ユニットのため敬遠されがち

といった悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか。

そうした空室に悩む物件の活用方法の一例として、
「障がい者グループホームのサテライト型住居」という選択肢があります。

障がいのある方の中には、

・いつかは一人暮らしをしてみたい
・自分のペースで生活したい
・自立に向けて一歩踏み出したい

といった想いを持っている方が多くいらっしゃいます。

一方で、完全に一人で生活を始めることに対して、
ご本人やご家族が不安を感じるケースも少なくありません。

そのため国は、
地元自治体から指定を受けた障がい者グループホームの支援を受けながら、
一人暮らしができる制度を設けています。

この住居形態を
「障がい者グループホームのサテライト型住居」といいます。

通常は、障がい者グループホーム法人が
ワンルームマンションを賃貸し、
入居者の生活の場として提供します。

ワンルームマンションは、

・生活動線がシンプル
・掃除や管理がしやすい
・自分だけの空間を持ちやすい

といった理由から、
一人暮らしの練習として非常に適した住まいです。

一般賃貸では敬遠されがちな
「3点ユニット(浴室・トイレ・洗面一体型)」についても、
サテライト型住居では大きな問題なく利用されています。

しかし残念なことに、
障がい者グループホーム法人が
サテライト型住居として賃貸を申し込んでも、

「障がい者だから」という理由で、
オーナー様から断られてしまうケースが多いのが現実です。

制度としては国が定めているにもかかわらず、
情報不足や誤解から、
十分に普及していない状況が続いています。

サテライト型住居としての賃貸は、
ワンルームマンションのオーナー様にとっても、

・空室対策
・長期間の利用となるケースが多い

といったメリットがあるのですが
サテライト型住居に関する情報が少ないためか、
実際に貸していただけるオーナー様はまだごく少数です。

ワンルームマンションに住みたいと願う障がいのある方が多数いる一方で、
空室のままのワンルームマンションが数多く存在しています。

この両者を、どうにかうまくマッチングできないものか――
そんなもどかしさを日々感じています。