久々に古民家リノベーションのお話を。
築130年超えの古民家を屋根と柱だけ残して大改築し、外観以外は面影が全く残っていない現在のねこ福です。
残った柱の位置に制限されつつも、間取りもすっかり変えてしまいました。
畳が恋しくなったときのために、とりあえず和室を一間つくることにしました。
収納スペースの奥行きの都合で、その和室にほんの少し出っ張りができることになりました。
そこに「床の間」を作りませんかと提案をいただきました。
奥行25㎝ 幅125㎝、そんなの床の間じゃない。前衛主義者ですが、古来の伝統には厳格です。そうでなきゃ‘伝統’の意味がない
「床の間」の概念を振り切れる斬新なデザインでなければ、恥ずかしいだけになる。
何をしでかしてやろうか…。
最終的にこうなりました。
タイルが好き。
たぶん前世でアラブ人だったと思う。タイルの窯変した質感に魅了されると理性が消失します。
ショールームに足繁く通い、ど〜っさりサンプルを集めました。今でも全部手元にあります
家中にタイルを敷き詰めるわけもないので、蒐集した中から厳選しなければいけない。
だけど、どうしても捨てがたいタイルがありました。どうしても使いたい。
あそこだ!トコノマ…
和室にタイル…、このうえなく斬新 vv
堅物の大工棟梁もこの頃には私の奇想天外な発想に慣れてしまわれたようで、それならばと、裾をアールにする工夫をしてくれました。
これでますます振り切れた仕舞いになりました。
こうやって大工さんや職人さん達とアイデアを出し合ってデザインした箇所が、建物中にたくさんあります。
そのなかでもこのトコノマは指折りのお気に入りとなりました。
だけど、
普段は物置き部屋。。一目に触れることが皆無です。
そんな一室が舞踏公演の会場となりました。昨年のこと。
舞台はトコノマ。奥行25㎝ 幅125㎝、足を乗せるのがやっとのスペースがステージに。
20 分間、ここで深層心理にアクセスするような舞踏が繰り広げられました。
奥行25㎝ 幅125㎝の空間からはみ出すことなく演じきられました。
額縁に収まった動く芸術作品のようでした。
人目に触れることのない、とびきりお気に入りのスペースが、衝撃的な芸術舞台となりました。
衝撃的でした。
この日の演者さんが、ふたたびねこ福に凱旋くださることになりました!シアトルから♪
今年もまた、ねこ福ならではの演出を楽しみたいとおっしゃってますので、イノベーティブ体験させていただけそうです。
今年は共演者もご一緒ですので、世界観もさらに膨らむことでしょう。
さすがにトコノマでは無理でしょうが…。
速報です!
ご連絡いただいた順にお席を確保させていただきます。ご連絡お待ちしております〜。





