忘れた頃にシリーズ再開♪
ねこ福のインテリアをご紹介するシリーズ、ペンダントライトの続きです。
確か前回は南米に行く前かな。購入先などご案内しています↓
ねこ福のインテリアは隅々まで私の好みが反映されてます。
毎日現場に入って、ことも細かに希望を伝えさせてもらったなぁ。
そんなこと、普通できないですよね。
工務店さんに「この子の好きなようにさせよう…、面白いことになりそうだ。」っと思ってもらえるきっかけになったのが、このランプシェードだったんです。
デザイン構想の流れを180°ひっくり返して“我が意のまま”に場を征することになった記念碑的選択だった…っと大袈裟ながら思ってる。
ぃや、本当に…それまでのいきさつといえば、施行側と施主の相入れぬ闘いでありました。
当初、工務店さん側は完成イメージに民芸風の内装を構想されてました。
こんな感じ↓いやホントに…
そんなことされては困るっ!
わたしが住みたいのはヨーロッパの香りがする住まいなのよ。
築120年の構造をそのままにヨーロッパ調に…
『そんなことできる訳ない、素人の妄想だっ。』っとおっさんたちは取り合ってくれない。
「元の姿に戻すのが一番かっこいいんですよ。」まぁ、私たちに任せておきなさい、出来上がったらきっと恵美子さんも良かったなっと気に入りますよと諭されるばかり。
「わたしは子供の頃の記憶を全部消し去りたいのです!田舎家風情になんか全く興味ないのです‼︎」っとイキリ立てば、
「日本の建築文化を守らなきゃいけないです!」っと返ってくる。
知るか〜、住むのはわたしじゃ。← この根本的なところが全く争点にならない。
施行チームは憧れの“日本家屋の改修工事”にありつけて、どうしても自分たちの好みに仕上げたかったようです。
住まいは作品じゃねーんだ! ← 設計士さんってここ忘れがち。
施主の好みに内装して何が悪い。
早いとこ諦めてもらわないといけない。後戻りできない既成事実を作ってしまおう。。
そんな折にショールームで出会ったのです、このペンダントライトに☆彡
『これだ〜!』っとなって、カタログを持ち帰り、
「もう、注文してきましたんで。他の内装もこれに合わせてくださいね。」
っと、おっさんたちに見せた。
おぉ〜、こうきたか…。
おっさんたち唸りました。
「エミコさんがやりたかったのはこういうことなんですね…。」
自分たちの手には負えない、あとは全部本人に任せようってなったらしく、やっと言ってることに耳を貸してもらえるようになりました。
一目置いてもらえるようになった?やゃゃ、丸投げって感じだったな(笑)
0→100 の振り幅もちょっと極端すぎて大変だったけど、「インテリアコーディネーターに転職したい。」って夢がささやかながら実現したのでした。
どや、私のセンス思い知ったやろ。
千の言葉より一点の目利きが、おっさんたちの平凡なセンスを黙らせた。
っと、
その時は思ってたんだけど、センスという以前にそもそもおっさんたちにはイメージが浮かばなかったのでしょうね。
築120年の構造をそのままにヨーロッパ調に…
全く異質な2つの要素を掛け合わせるって想像力。
なんで伝わらないんだろう?むしろあちらの方がプロなのに…っとずいぶん戸惑いました。
10数年前にはわからなかったんですよね。誰でも自分と同じくらい未来を思い描く想像力があるもんだと思ってた。
わたしは前例にとらわれず未開拓の分野にズンズン分け入ってしまう気質がある。
向こうみずなようだけど、上手くいく道筋が見えてることしか手をつけてないつもり。
それでも周囲からすると無茶振りに見えるんでしょうね。。
むちゃくちゃ楽しかったけど、何かにつけて周囲を説得しながら進めるのがむちゃくちゃしんどかったリノベーション。
お黙りください。わたしには完成した姿がはっきりと想像できるんです。
今ならそんなふうに切り出してサクサク話を進めるかもしれませんね(笑)
いやいや…、「無から作り出す」「完璧な調和を生む」ってのはいつだってエネルギーと集中がもの凄く要るもの。成功保証がついてる訳じゃないからやっぱり人の意見に振り回されるのかもね。
そうだ、失敗率が低いのは人の意見も取り入れるからでもある♪
今度はタイルのことを書こうかな。
あ、おっさん呼ばわりしましたけど、施工に携わってくださった皆様、その他では心優しい紳士でした。
プロの現場に紛れ込ませていただいたこと感謝しています。





