写真の力、報道の力、真実をそのまま伝えることの難しさ | 山里リトリートねこ福 ✢✢ 時間が止まる龍宮城へようこそ ✢✢ 大阪高槻 神峰山の郷

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Timeless Comfort ~ 時間が止まる龍宮城 ~
築130年古民家をリノベーション、大地からの贈り物に包まれて内観するための空間をご提供しています。こだわって過ごす交流の場にも。大阪駅・京都駅から1時間、奇跡のアクセスで桃源郷へ♪

ギャラリーねこ福はこんなところ

 

久しぶりに映画館に行ってきました。

『ボヘミアンラプソディ』以来かも

 

ジョニー・デップが久々に真面目な役作りをしてる、

しかもかなり本気で取り組んでいる気配が

予告編から伝わってきた。

 

行かねば。

 

 

 

 

水俣病を世界に知らしめるため

現地取材をした報道写真家の体験を綴ったお話。

 

問題に真摯に取り組む人たちの意志が噛み合い

うまく機能すれば、

大きな流れでも変えられるんだってことを

じわっと伝えてくる作品でした。

 

感動させるとか涙を誘うとか

そんな小手先のストーリー展開は使わずに、

映像を突きつけることで

どう感じるかを問いかけてくるようでした。

 

写真家が主人公ですから

あえて映像に語らせてるんですね。

 

 

 

ユージンさん(ジョニデ)の言葉に写真の核心を感じました。

 

「1000の言葉を尽すより写真は真実を伝える力がある。」

 

そうだそうだ。

だけれども、

そのために、

 

「写真は撮る者の魂を一部奪っていく。」

 

それくらい真剣に対象物に移入してはじめて

雄弁で意味深い写真が撮れるということだろう。

 

 

 

1枚の写真の中にどれくらい多くの情報を盛り込めるかは

撮る者の観察力、対象物への理解力が反映される。

 

人の心を動かす報道写真は

緻密な構図と情報に密度がある。

 

と、常々感じてたので、響きました。

 

 

 

日本人なら知らない人はいない(と信じたい)水俣病だけれど、

そこでどんな人間模様が繰り広げられているのかにまで

思い馳せることはできにくい。

 

映画を通して

身近な出来事と感じさせてもらえたのは、

映像の力でもあり、

真摯に映画作成に取り組んた方々の人間力だろうな。

 

自分はどれくらい真摯に生きれてるだろうか?

自問させられました。

ストーリー以上のものを投げかけてくる作品でした。

 

 

 

 

 

 

ところで、

今日はねこ福じいちゃんの命日です。3年が経ちました。

 

 

つい先日、

こんな映像を生まれて初めて観ました。

衝撃強いので心の準備をしてクリックしてください

 

「戦場のトラウマで精神疾患に…戦後も続く元兵士や家族の苦しみ」

というタイトルがついてます。

 

ここに撮影されている方々の姿に

父がオーバラップしました。

 

父には身体症状はなかったのですが、

映像の中の方々から伝わってくる恐怖心のようなものは

わたしが毎日毎日感じ続けてきたものでした。

父が側にいるように感じました。

 

当然ながら嗚咽が止まらなくなりました。

映像を見た瞬間から

父を全面的に許せると思えるようになりました。

 

 

父は兵役でおかしくなったんだと祖母は主張していたけれど、

それだけだろうかと疑う気持ちがありました。

理由がなんであれ家族に及ぼした言動は許されるものではないと思ってました。

 

それでも、思い及ばない事情があってのあの姿かもしれないから、

許す努力をしたいとどれだけ頭では思っていても、

無理でした。

 

 

もしも、生前にあの映像を見ていたら、

喜んで、母と同じだけ全力で介護できただろうし、

なんなら毎日ハグして労ることもできたでしょう。

 

「戦争のせい」と言葉で聞いて想像することと

映像で事実を感じることとの間には

こんなにも大きな開きがあるのだと思い知りました。

 

せめて4年早く放映して欲しかった。

 

 

 

番組の中で「戦後50年間は決して公開してはならないと言われていた」というくだりがあります。

 

国を統率する立場からの考えも解る。解るよ。

でも、それを情報操作というんだ。今だって日常的に行われてる。

 

 

 

 

ふざけんな。