◆腰痛
わたしはすでに高校生の頃から腰痛もちでした。
介護はかがむ姿勢が多いので、
とてもつらかったです。
介護を始めた初期の段階で
椎間板ヘルニアの兆候を発症しました。
古新聞の束を両手に持って階段を降りた時でした。
かろうじて母のベットの側まで戻って横になったけど、
痛みはどんどん増して、
腕を動かすだけでも激痛なので、
すぐ脇にある電話さえ取ることができませんでした。
どうやってかケアマネさんに連絡がいき、
ショートステイの手筈を整えてくださり、
わたしは飲まず食わずでトイレにも行かず
2日かな?3日かな?ひたすら介護ベットで寝て過ごす
という経験もありました。
当然ながら腰痛は年々ひどくなり、
夜横になる時と朝起き上がる時が激痛でした。
大きな壺の前に簡易ベットを出して寝ていたのですが、
毎晩横たわる時に
その壺を地面に叩きつけて粉々にした映像をイメージして
痛さを逃していたのでした。
骨盤が粉々になるような痛みでした。
◆変化のない生活
会社員時代は次々と物事を処理していくことが快感でしたし、
そうしなければいけないと思っていました。
だから、
物言わぬ母の意思を時間をかけて汲み取るのも
時間が刻々と過ぎていく焦りをぐっと堪えてのことでした。
さらに、
煮え切らない高齢者の思考に付き合うのも
じりじりと息を呑み込む必要がありました。
どんどんと目に見えた成果につながっていく会社でのペースが基準にあるので、
どんなにお世話してもこれといった変化がない母の容態には
心が折れそうでした。
母が倒れたちょうどそも頃に生まれた従姉妹の子供が
会うたびに成長していくのを見るにつけ、
同じように「お世話」をしているのに全く変化のない、
成長の喜びのない生活であることを思い知るのでした。
◆周囲の無理解
自分で選んだ道なので、
やっかみも羨望もないのだけれど、
子育ての愚痴を発せられるとブチ切れそうになりました。
口論する気力もなかったので、黙って聞いてましたけど。
介護の仕事をしている人に
「働きたくないから介護してるんだろ。」
っと言われた時は動揺しました。
介護従事者の目に仕事サボってるように見えるんであれば、
この先自分の社会復帰の道はないなぁっと、かなり焦りました。
わたしが介護していたのは30代半。
周囲は親の介護とは無縁な人たちだったし、
うちの家の事情が複雑過ぎて
今ここに書いているようなことをいちいち人に説明する気力もありませんでした。
心穏やかでないにせよ、
時々浴びせられる無神経な発言は黙ってやり過ごし、
呑み友達に時々まとめて聞いてもらえれば充分でした。
唯一わたしのバックグラウンドを全て知っている人だったので。
介護の直接的な不満や苦労よりも
人には簡単に理解してもらえない家族事情の方が
わたしには重い心労でした。
今月の「介護を語る会」では、
Webサイト「やさしい介護の教科書」に
運営メンバーの介護経験を収載いただくための
公開インタビューが行われます。
詳しくはこちらをご参照ください。
「介護を語る会」@Zoom
4月11日(日) 13:30~15:00
13:30〜14:15 介護の教科書公開インタビュー
14:15〜15:00 介護を語る交流会
どのタイミングからご参加いただいても大丈夫。
事前に参加表明をお知らせください。URLをお送りします。
参加表明はこちらから ➡︎ ♣︎♣︎♣︎
誰しも介護予備軍ですから、
どなたのご参加も大歓迎です。
そして、
毎月22日は、
運営メンバー芳崎欣子さん主催の
介護家族のためのClubhouse
こちらで案内されます
ご家族の介護で煮詰まっているあなた、
芳崎さんとゆるっと時間を過ごしてください!
ノーメーク、ボサボサ頭でも大丈夫だから(^^)v
【お知らせ】
こちらもご参加くださいませ♪

