梅田にParisより美味しいクレープ屋さんがあると、
長らくParis生活をしてきたお友達に教えてもらいました。
フランスから遊びに来たお友達を、
郷土料理が懐かしかろうと思って案内したところ、
とっても怒られちゃいました。
彼女は、クレープ発祥の地ブルターニュの出身でした。
Parisより美味しいクレープ屋さんも彼女の舌にかかると全くダメらしかったです。
しかも、‘クレープ’ではなくて‘ガレット’なのだと力説されました。
日本でクレープと呼んでいるものは la galette sucrée、‘甘いガレット’なんだと
こっぴどくやられました。
日本人の認識は、
そば粉でおかずをトッピングしてナイフとフォークでいただくのがガレット、
小麦粉でクリームやフルーツを挟んで4分の1に畳んでいただくのがクレープ、
ですよね。
ダメなんだそうです(笑)
「ウチに来たら本当のクレープを食べさせてあげるわ!」
と言われ、本当に行ってきました。
前日、私が到着する前に焼き上げて用意してくれていた
彼女のおばあちゃん直伝レシピのクレープ。
他のお友達に観光に連れて行ってもらっている間にすっかり遅くなっちゃって、
翌朝の朝食としていただきました。
エスプレッソと
同じくブルターニュの名物である塩キャラメルを塗ったり、
そのまま生地だけでいただいたり。
地元の食べ方は至ってシンプルです。
絶品でございました。
生地そのものが美味しいから、不要なトッピングをしないほうがいいのかもしれませんね。
日本ではオレンジの香りのリキュール、グランマニエを隠し味に入れたりしますが、
彼女のレシピはどうもラム酒が使われていたようです。
さすがは郷土料理。
ご家庭ごとに伝わるレシピがあって、またそれが最高に美味しい。
地元の美味しいものはそこへ行かなくてはありつけません、
グルメは旅の醍醐味でもありますね。
ところで、元来ブルターニュで発祥したのはガレットの方。
小麦の栽培に向かない風土で生まれたお料理のようです。
フランス全土に広まって、小麦にアレンジしたレシピが生まれたそうです。
ガレットは、もう一軒のご家庭でご馳走になりました。
この日の夕食はこれ1品。
なので、ガレットの中にチーズやお野菜、1食に必要なものがふんだんに盛り込まれていました。
ガレット作りはこのお宅のお父さんのお仕事。
フライパンの上で具材を盛りっていき、
四角く畳みます。
ご家庭ではフライパンが愛用されるようです。
こんなパフォーマンスもご披露いただきました。
でもよく見ると、専用のような形をしていますね。
ちなみに、この夕食をいただいていたのは、午後9時半。
夕日が明るく差し込んでおりました。
6月の遅い日没。
翌朝は、5時半から白々と夜が明けてきました。
この日は、お友達にモン・サン・ミッシェルの観光に連れて行ってもらいました。
懐かしい思い出です。
日本人からするとちょっとクールな印象がしてしまうフランス人の
献身のおもてなし、
振り返ってもしんみり。
Merci beaucoup, Christine et Claire !
Je me souviens toujoures de toi.






