お店に入って、
「すみません、カウンター席しか空いていなくて…」
と恐縮されることがある。
何をおっしゃいますか。
むしろカウンター席がいいんです。
カウンター席は、魅惑の席だ。
はじめましての店では店主とのさりげない会話から始まる。
その店がどういう店かなと、見極めるにも最適な場所。
ちょっといやらしいけれど、これは大切。
そして、いつの間にかの隣のお客さんとの会話。
店主を挟んでの三角関係。
しゃべったり、食べたり、飲んだりの気を遣わない関係。
ゆっくりすることもできて、1人で行ってもさみしくない。
そんなワガママな気持ちを受け入れてくれるのがカウンター席だ。
先日取材させてもらった、天ぷらと日本酒のお店「梵(そよぎ)」さん。
いちおうテーブル席はありますが、お店の中心はカウンター席。
お客さんの目線と同じ大胆なまでにオープンなカウンターで、真っ向勝負を挑んできます。
わたしがカウンター席に惹かれる理由は、ここにもある。
料理人の見事なまでの手さばきを見られるのはカウンター席ならではの醍醐味だし、今日はどんな食材があるのかとか、こんなものが出回る季節になりましたねとか、こんなお酒がありますよとか、そんな話ができるのもカウンター席ならでは。
ほおっておかれる緩やかな空気が流れるお店も好きだけれど、
夜に行くなら隠れようがない真っ向勝負を挑んでくるカウンター席のお店に軍配があがります。
梵さんは事務所から近いことあり、取材前にも取材後にもたびたびおじゃまさせてもらっています。
目の前でからりと揚がる天ぷらはそりゃたまらないし、
日本酒のラインアップもなかなかです。
そして何せ、15時からやっているという嬉しさ!
SNSでお店を紹介したことがあるけれど、ここに反応する人が多かった笑。
まーとにかく、わたしの好きなお店の条件がたっぷり揃った梵さん。
今回取材させてもらって、根掘り葉掘りお聞きすることができて、ますます好きになりました!
そんな根掘り葉掘りをまとめた記事は、
三菱UFJリサーチ&コンサルティングさんが発行の『SQUET』という冊子に載っています。
が、こちらは会員さん向けの会報誌。
みなさんのお目にふれる機会は少なく、著作権等々あるのでここにも記載できず残念。
冊子は梵さんにも置いてありますので、来店の際はぜひぜひ!
