環境省と農林水産省が、

生態系に影響を及ぼすための対策が必要な

外来生物のリスト改定で、

従来は野生に限っていた猫の対象を広げ、

人に頼って生きる野良猫や飼い猫も含める方向

最終調整していることが28日、分かった。

 

屋外で不適切に餌付けされた猫などが

離島で希少動物を食べたりしているため。

感染症を媒介する恐れも指摘される。

 

従来は野生猫だけを「ノネコ」として掲載していたが、

猫は種名で一括して「イエネコ」とする。  

 

約10年ぶりに改定する

「生態系被害防止外来種リスト」では

イエネコを「防除推進外来種」に位置付ける

 

屋内で適切に飼育されている飼い猫は

防除の対象外だが、

むやみに外に出したり、

遺棄したりしないよう管理徹底を求める。

 

法的拘束力はなく

国民に注意喚起する意味合いが大きい

  

自治体は対策を進めやすくなるが、

愛護動物でもある野良猫の排除が進む可能性を

懸念する声も出ている。  

 

世界自然遺産の小笠原諸島(東京都)や

奄美大島(鹿児島県)などでは、

人が持ち込んだ猫によって

固有種の鳥やウサギが食べられている。 

 

共同通信社