僕は「世界の見え方コレクター」なのかもしれない


最近、AIと話していて面白いことに気づきました。


きっかけは、ある投資ブログでした。


最初は投資の話をしていたはずなのに、気がつけば話題はその人の性格や考え方に移り、最後には自分自身のことを考えていました。


そこで言われたのです。「あなたは思考コレクターですね」と。


なるほど、確かにそうかもしれない。


最初はそう思いました。でも、その後も話を続けているうちに、少し違う気がしてきたのです。


僕が本当に興味を持っているのは、思考そのものではありません。


もっと手前にある何かです。


例えば、同じ出来事が起きても、人によって反応は全く違います。


株価が暴落した時、

「今が買い場だ」 と思う人もいれば、


「危ないから逃げよう」 と思う人もいます。


また別の人は、「どうせ分からないから何もしない」と思うかもしれません。


同じ事実を見ているのに、なぜ判断が違うのか。


僕はそこに興味があります。


その人は何を見ているのか。


何を大切だと思っているのか。


何を怖いと感じているのか。


どんな経験をしてきたのか。


つまり、その人には世界がどう見えているのか。


そこが知りたいのです。


だから僕は昔から、人の話を聞くと、


「なんで?」


と聞いてしまいます。


なぜそう思うのか。

なぜそう判断したのか。

なぜそれを信じているのか。


正直、面倒くさい人間だと思います。

実際にそう言われたこともあります。


でも、責めたいわけではないのです。

理解したいだけなのです。


その人が見ている世界を。


長年オフショアで働いていると、同じ状況でも人によって危険の感じ方が違うことを何度も見てきました。


優秀な人ほど意外と慎重でした。


心配だから確認する。

心配だから準備する。

心配だから、さらに確認する。


そして本番になると落ち着いている。


反対に、自信満々な人ほど確認が雑になることもありました。


もちろん全員ではありません。


でも、そういう傾向は確かにありました。


だから僕は、人の結論よりも、その人が世界をどう見ているのかに興味を持つようになったのかもしれません。


投資も同じです。


儲かった話にはあまり興味がありません。


それよりも、

なぜ買ったのか。

なぜ売らなかったのか。

どんなリスクを想定していたのか。

その背景が知りたい。


その方が何倍も勉強になるからです。


人生はミルフィーユだと、僕はよく言います。


無駄だと思った経験も、

遠回りだと思った出会いも、


後になって別の経験とつながることがあります。


人との出会いも同じです。

その人の世界の見え方を一枚、自分の中に重ねていく。


今は理解できなくても構わない。

数年後の自分なら分かるかもしれない。


だから僕は、これからも人の話を聞き続けると思います。


思考を集めるためではありません。

その人が見ている世界を知るために。


たぶん僕は、投資家というより、

世界の見え方コレクターなのだと思います。

上差し マジ面倒くさいヤツ!!!