ガイアシンフォニー たえこのママへ | 自然と共にシンプルに 心地いいわたしへ ❤︎ 佐久間夕子

自然と共にシンプルに 心地いいわたしへ ❤︎ 佐久間夕子

自然、人、目に見えないものたちとの繋がり。

食べもの、クリエイティビティ、直感を読みながら進むアンテナを大切に。

人生は本質に還る旅。
夢見るように目覚めて生きよう♪

ずっと送りたいと思ってたパンを焼き
たえこのママに送る。

中に入れる手紙、当たり障りないパンの話で
終わろうかどうしようか少しの間考える。

私が伝えたい事、ガイアシンフォニーを見ながら
たえこのママも見たらいいなぁっていつも思ってた。



いつかも書いた、たえこのママは筋ジストロフィーという
病気になったんだ。
筋肉が弱っていって、歩けなくなり、話せなくなり
最後には寝たきりになってやがて『死』が訪れる。
たえこ達家族は、いつもその事を見据えてる。
ママ本人も。
だから私も、もうやれるだけの事しようって
覚悟を決めた。


私が伝えたい事はママにとってはどう映るのか。
たとえ私が何を言っても、少なくとも私は今、
切羽詰って『死』が目の前に迫ってる訳ではない。
言葉は時として最強の武器になる。
私が発した言葉がママの胸を突き刺さないか?


しばらく考えたけど、私はやっぱり今の私の思いを
ママに伝える事にした。

宇宙を思うようになった事、きっかけはとても辛く苦しい時
『宇宙から見たオーロラ』という1枚の写真を見た事。


宇宙から見たオーロラ.jpg

真っ暗な宇宙の中、幻想的な光りのカーテンが地球という
水の惑星に寄り添うように広がっていて
私の知らない所でこんな美しい世界があったんだ、
知らないだけで確かに存在してるどころか
私はあんな美しい惑星に生きてたんだ。

その時、行き止まりと思ってた道も
宇宙から見る俯瞰した視野を思い出した。


そしたら風のにおいや、鳥や樹や草花すべて
今までの景色は何も変わらないのに
全く違う世界が見えた。
世界には光りが満ちていて、生きとし生けるもの
みんなが愛おしく思えるようになり
自然も動物も私たちは宇宙の一部
ひとつなんだと思うようになった。


そんな時『ガイアシンフォニー』という映画に出会い
世界的に偉業を成し遂げているさまざまな分野の人
科学者、哲学者、野生チンパンジー研究家、宇宙飛行士
植物学者、芸術家、星野道夫やダライラマ、エンヤ
私の胸を震わせる象の孤児を世話してる動物保護家
みんな、同じ事を言っていて
そのひと言ひと言に胸を揺さぶられて涙が出た。




宇宙は生きている。ひとつの生命体で私たちは
その一部。草や花や土や風、動物達、
それらと私たちの間には何の隔たりもなく、
私たちはひとつなんだという事。


それに気付いてから、というより
思い出してから、と言った方が近いかな
私の世界観は大きく変わった。


空を見上げながら、私は私の中にも
内なる空の存在を感じられる。

風や川や海を見ながら、私の中にも
風が吹いたり、絶えることなく流れる川や
母なる海が満ちているのを感じられる。


目にする物すべてが、私の中にもあると感じられる。
私たちは、ひとつなんだと光りが灯る。
それはとても穏やかで、愛おしく満ち足りていて、
やわらかくも凛として揺ぎない私をつくる。

自分との関わり方、
他人や自然との関わり方が変わってくる。

そんな事を、つらつらと手紙に書いた。

Image030.jpg


そして『死』を今、目の前にしていない私が
言ってもいいのかどうか、最後まで悩んだけど
これは私が思うこととして、伝える事にしたんだ。

私は宇宙から来て、また宇宙に還ると思うようになった事。
それは大きな、同じひとつの流れの中にあると
思うようになった事。
生きとし生けるもの、みんな。
私たちはひとつ。一緒に大きく流れてる。


そんなキモチを伝えました。
どうして伝えようと思ったかって
私がしんどい時、私を心配したり言葉をくれるよりも
自分自身を生きてる友達の、その精一杯の姿が
何よりも私の勇気になったから。
真の自分を生きるその姿が、人に勇気を与えるって
身をもって感じた事を思い出したから。


私はママの症状を心配しても、ママの気持ちの全部なんて
わかり得るはずもない。
だったら、見つけた私のこの精一杯の世界を伝えよう。
そう思った。


言葉の刃がママに向かう事なく
伝わりますように。

これが、今の私にできる
ママへの愛の精一杯。

恐怖や不安や悲しみが少しでも和らぎますように。
ママの見ている世界にも光りが灯りますように。

宇宙から見たオーロラと月.jpg