この作品はガリレオシリーズの第6作目の長編ミステリー小説です。映画化もされています。

夏休みを、玻璃ヵ浦にある伯母一家の経営する旅館で過ごす事になった、少年恭平。一方仕事で訪れた湯川学も、その旅館に宿泊する事になった。

翌朝、もう一人の宿泊客が死体で見つかった。これは自殺か殺人か。探偵ガリレオが、真相を求めて謎を解く。そして気づいてしまった悲しい真相とはー。

難しい話でした。真相の裏に悲しい真相があるとは、思ってもみませんでした。

唯一の救いは湯川が恭平に「科学には必ず答えがある。でもいいんだ。まだ答えを出す必要はない。色んな事を勉強して、それから答えを考えればいい。君は一人じゃない。」と寄り添う旨を伝えた事です。感動しました。子供嫌いの湯川が、ここまでするとは。

又、映画では岸谷(吉高由里子)が華をそえますが、原作では草薙俊平と内海薫が活躍します。湯川学との掛け合いが絶妙です。

プラスチックボトルと携帯で、海底を見る実験は興味深かったですね。

次は虚像の道化師です。

楽しみです。



今日から彼の帽子を編むので、次からは読後感想が遅くなると思いますが、又よろしくお願いします。