竜之介動物病院の過去13年間2,848頭のカルテを元に猫のウイルス感染について学会発表しました。

結果は、
猫白血病ウイルス(FeLV)9.7%
猫エイズウイルス(FIV)16.8%

これ、けっこう高い数字なんだよ。

特にFeLVは、室内飼育が当たり前の北海道と比べると、熊本では高い感染率だ。そして、もうひとつ気になったのが、熊本市内より周辺の市町村で陽性率が高いこと。つまり、猫のウイルス感染は、どこでも同じではない。地域によって“感染地帯”があるということです。外に出る猫、野良猫と接触する猫は、やっぱり注意が必要です。

13年間のカルテを並べてみると、普段の診察だけでは見えなかったものが見えてきます。一匹を診ることも大事。地域全体を見ることも大事。猫たちが残してくれたデータを、これからの全国の猫ちゃんの予防と診療に生かすべきですね。

「もう歩けないし、外にも出たがらない」「すやすや寝てるからそっとしておこう‥」そう思っている飼主がいます。でも、それはちょっと違うんだなぁ💤

熊本地震の時、ペットカートが本当に役に立ちました。そのカートに高齢の犬や、歩けなくなった犬を乗せて外に出ると表情が変わるんですよ。風が当たる。太陽を感じる。草や土の匂いがする。大好きな飼主がそばにいる。たとえ目が見えなくても、耳が聞こえなくても、反応が少なくても、何も感じないはずはない!

動物は、体全体で世界を感じています。少し歩けるなら歩かせる。疲れたらカートに乗せる。歩けなくなっても、カートで一緒に外へ出る。それがいいんです。歩けなくなっても、散歩は終わりじゃない。ペットカートは、ただ運ぶための道具ではありません。大好きな人と、もう一度世界を感じるための乗り物なんだよ。

熊本城マラソン2027にエントリーしたよ。私は熊本城マラソンが始まってから、全部に出場してる。まず自慢できるのは、抽選があるのに13回連続当選してる強運のこと。そして、自慢できないけどもっとすごいのが……13回出て、完走0回なこと(笑)。

毎年「今年こそは!」と思ってスタートしてるんだけどね。私の気持ちとは関係なく最後尾からやってくる回収バスに捕獲されて終了するんだよ(笑)。

でも今回はちょっと違うよ(^^)ChatGPT、Siri、Apple Watch、Garmin Watch、MyFitnessPal!今回はこの優秀なAI軍団に、心拍、睡眠、運動量、食事まで全部管理させて、科学的にゴールを目指すんだ。

熊本城マラソンまで、あと161日。今日が1日目。「よし!今日からやるぞ!」と気合十分だったんだけど……今日は雨。久しぶりの雨です😢。神様が「今日はやめとけ」と言うなら、仕方ない。今日はイメージトレーニングにします(^^)

でもね、マラソンって、大会当日だけがマラソンじゃないんだよ。走る日もある。歩くだけの日もある。休む日もある。それでも少しずつ続ける。速くなくてもいい。日頃から練習しておけば、人は自分が思っているより遠くまで行ける。これって仕事も勉強も人生も同じだと思うんです。

目標が決まれば、次にやることが見えてくる。私の目標は「2027年2月21日、熊本城マラソン完走」。14度目の挑戦です。さて、今度こそ回収バスから逃げ切れるかな(笑)。私のマラソンは、もう始まっています。みんなも熊本城マラソンにエントリーしてみたら?

 

 

 

今日こそは院長室を片づけようと思う。とにかく物が散乱している。机の上にも、床にも、書類や本や何やらかんやら……。「これって今の自分の頭の中と同じだなぁ」と、少し反省する。

 

ところで、動物にも整理整頓という概念はあるのでしょうか?  実は、それに近い行動がある。鳥は巣の中の不要なものを外へ運び、リスは食料をいくつもの場所に分けて貯蔵します。猫は排泄物を砂で隠し、自分の生活空間を保とうとする。犬も、お気に入りのおやつや玩具を「ここなら安心」という場所へ運んで隠すことがあります。つまり動物たちも、それぞれのやり方で自分が暮らす場所を整えているんですね。

そう考えると、散らかしっぱなしなのは私の院長室だけかもしれません(笑)。周囲を見てみると、整理整頓が上手な人は、仕事の段取りも上手なことが多い。整理整頓とは、ただ物を片づけることではなく、自分が安心して働ける環境を整え、目の前の命にきちんと向き合う準備をすること。

 

獣医師の仕事も、まず自分の足元を整えるところから。よし!まずはゴミ袋を3つ育てて、捨てるところから始めよう(^。^)

私は時々こう考えます(_ _).。o○

人間を診る先生がいる。犬を診る先生がいる。猫を診る先生がいる。ウサギを診る先生もいる。でも結局、みんなが診ているのは、**「」**なんです。

 

人間の医療には、「内科」「眼科」「整形外科」など、それぞれの専門があります。ところが獣医師は、「今日は犬の心臓」「次は猫の腎臓」「その次はウサギの歯」なんてことが普通にあります(笑)。しかも患者は、「先生、昨日から腹が痛いにゃ」なんて言ってくれません。だから獣医師は、表情、歩き方、食欲、飼主さんの話、検査結果。いろんな情報を集めて、病気を探します。

そう考えると獣医学は、単なる**「犬や猫のお医者さん」**ではありません。いろんな動物を通して、生命そのものを診る医学なんです。人間の医学と獣医学。一見、別々の世界に見えますが、根っこは同じです。人を診ても、犬を診ても、猫を診ても、ウサギを診ても、最後に守りたいものは同じ。「」です。私はそこに、医学の本当の姿があると思っています。

 

そして獣医師という仕事は、動物を診ながら、「とは何か」を毎日教えてもらう仕事なんだよ。