
野菜は大きいもの、これ世間の常識。だけど……
先日、追いまきをしに畑に行き、
時間がないのでいそいで作業をしようとしていたら、
おじさんが声をかけてくれました。
はじめてお会いする方です。
農家さんらしい、日焼けしたつやつやしたお顔。
近所の農家さんかもしれません。
「こんにちは」とご挨拶すると、
人懐っこい笑顔でこちらに来られました。
「無農薬でやってるんやろ?」
なぜか、知っておられたようです。
ベテラン農家さんとお見受けしたので、
はじめは、お説教かな?と思いました。
お説教を受けることも慣れているので、苦ではありませんが。
でもニコニコしたお顔に、そんな気配はありません。
ただ、めずらしいことしよんなーという感じ。
「はい。
無農薬ですし、肥料もあげていません。水も……」
(水をあげないのはポリシーではないのですが、後回しにしてしまっているのと、あげなくてもなんとかできているので、ここ2年ほどはあげていません)
農家さんらしきおじさん。
私の話の、無農薬までは、めずらしいなーというお顔でしたが、
肥料をあげてないという言葉は、耳に届かなかったようです。
無肥料というのは概念にないだけでなく、無農薬のように聞く機会もないから、かえって耳に入らなかったのかもしれませんね。

私の畝の、小さな野菜たちと、お隣で慣行でやっておられるおじさんの大きな野菜をチラリと見比べて、
「お隣さん見てみーや。立派に育ってるやろ。
ちゃんと、コマメに面倒みたらなあかんやん。
なーーんやーーー。
ちいさいちいさいやんか。
」と。
確かに。
あっち(お隣の畑)をみてから、こっち(私の畑)を見ると、
あまりにも野菜が小さくて「えっ?」って感じです。
お隣さん。
すでにブロッコリーの草丈が40センチを超えてます。
私のところは、苗を買わずに種からという理由もあるのですが、まだ本葉2枚くらい。

なーーんやーーー。
ちいさいちいさいやんか。
と笑顔の置き土産を残して、
そのおじさんは去っていきました。
お隣の畑を見ると、
もう冬野菜が立派な大きさになっています。

なんだかちょっとうらやましいぞ!
と、思ってしまう私の小ささ。
いや、違う!
私が自分の農園でやる野菜の価値は、大きさではない、
「自然が生んだ野菜」だ!!
と自分を持ち直し、

秋冬野菜の追いまきと、キヌサヤの種まき。
人によって何に価値を置くかはさまざまで、
また、その人の中に、いくつもの価値基準が備わっていることもありますが、
こと野菜に関しては、「大きいのが良い」という価値感が一般的なのでしょうね。
赤花きぬさや という初めての種。
いつも種ではお世話になっている、野口種苗さんのです。

マメ類はアブラムシにわーっとたかられるのが一般的ですが、これまでのところ、流美農園のマメ類は「終わる、ほんの間際」までアブラムシにたかられることはなかったです。ちょっと嬉しい。

8/25に播種した大根。10/20時点でこの大きさです。(トレイは、A4サイズです)
ぬか漬けにぴったりの大きさです^^
間引きして、できたスキマに、また大根の種をまいておきました。
