片付けは、

 

「心地よい暮らし」を

 

目指すことから

 

始まるのではありません。

 

 

探し物をする。

 

戻すのが面倒。

 

床のモノが気になる。

 

 

そんな毎日の困りごとから、

 

「どうして、そうなっているんだろう?」

 

と原因を見つけていく。

 

 

なぜ今まで片付かなかったのかを

 

一緒に見つけ、


その方にできる方法を考えていく。

 

そんな片付けをお伝えしている、

 

整理収納コンサルタントの須藤昌子です。

 

 

「全部使っているから減らせない」そう思っていませんか?

 

「モノが多いことは

 

分かっているんです。」

 

 

 

「でも、全部

 

使っているんですよね。」

 

 

 

片付けに悩んでいる方から、

 

こんなお話を聞くことがあります。

 

 

 

確かに、

 

使っていないモノなら、

 

「もう必要ないかな。」

 

と考えることができます。

 

 

 

でも、

 

普段使っている食器。

 

時々使う保存容器。

 

着ている洋服。

 

毎日使っているタオル。

 

「使っていますか?」

 

と聞かれれば、

 

「はい、使っています。」

 

と答える。

 

 

 

そうなると、

 

使っている=必要なモノ

 

と思いますよね。

 

 

でも私は、

 

ここをもう少し

 

考えてみてもいいと思っています。

 

 

 

「使っていること」と

 

「これからも持っていたいこと」は、

 

必ずしも同じではないからです。

 

 

 

そこにあるから、使っているだけかもしれません

例えば、食器。

 

お皿が10枚あって、

 

10枚とも

 

時々使っているとします。

 

 

だから、

 

「全部使っているから

 

減らせません。」

 

と思う。

 

 

でも、もし

 

その中から5枚だけになったら、

 

本当に困るでしょうか。

 

 

もしかすると、

 

今まで10枚あったから、

 

10枚の中から

 

何となく選んで

 

使っていただけかもしれません。

 

 

5枚になったら、

 

その5枚を同じように

 

使うだけかもしれませんよね。

 

 

タオルもそうです。

 

 

10枚持っていて、

 

順番に使っている。

 

 

だから、

 

「全部使っています。」

 

となる。

 

 

でも、

 

10枚なければ

 

洗濯が間に合わないのでしょうか。

 

 

5枚だったら、

 

本当に困るのでしょうか。

 

 

「使っている」

 

という事実だけでは、

 

その数を持ち続ける必要が

 

あるかどうかまでは

 

分からないんです。

 

 

 

私は「使っていますか?」だけでは判断しません

片付けでは、

 

「今、使っているモノを

 

残しましょう。」

 

と言われることがあります。

 

 

 

もちろん、

 

一つの判断方法だと思います。

 

 

 

でも私は、

 

「使っているんですね。

 

では残しましょう。」

 

だけでは終わらせないことがあります。

 

 

 

例えば、

 

「もし、それが

 

無かったらどうなりますか?」

 

とお聞きします。

 

 

 

すると、

 

「え? 無かったら?」

 

と考え始める方が

 

いらっしゃいます。

 

 

「無かったら

 

別のお皿を使いますね。」

 

 

 

「タオルは、

 

これだけなくても困らないかも。」

 

 

 

「この保存容器がなくても、

 

別の容器で代用できます。」

 

 

 

そんな答えが出てくることがあります。

 

 

そこで初めて、

 

「使っているから

 

必要だと思っていたけれど、

 

あるから

 

使っていただけなのかもしれない」

 

と気づくことがあるんです。

 

 

 

もちろん、

 

無かったときのことを考えて、

 

「やっぱり困ります。」

 

となることもあります。

 

 

だったら、

 

それも一つの答えです。

 

私は、何でも

 

減らせばいいとは思っていません。

 

 

 

モノを減らすことが目的ではありません

モノは、

 

手放したくなければ、

 

手放さなくてもいい。

 

 

ただ、たくさん持つことで、

 

欲しいモノがすぐに見つからない。

 

 

取り出すたびに、手前のモノをどかす。

 

 

戻そうとしても入らない。

 

 

収納がいっぱいで、

 

出しっぱなしになる。

 

 

 

 

 

そんな困りごとが

 

起きているのであれば、

 

「全部使っているから」

 

という理由だけで、

 

今の量をそのまま持ち続けることが、

 

本当に自分の困りごとを

 

解決することになるのか。

 

そこは考えてみてもいいと思うんです。

 

 

 

例えば、

 

保存容器をたくさん持っている。

 

全部使うことはある。

 

でも、重なっている容器から

 

欲しいサイズを探すのが毎回面倒。

 

 

だったら、

 

「全部使っているか?」

 

ではなく、

 

「どのくらいあれば、

 

自分は困らず、

 

しかもラクに使えるのか?」

 

と考えてみる。

 

 

すると、

 

「これだけあれば

 

十分かもしれない。」

 

という自分なりの量が

 

見えてくることがあります。

 

 

 

「使っている」は、考えることを止める言葉になることがあります

私は、ここが大事だと思っています。

 

「使っているから必要。」

 

そう思った瞬間、

 

そのモノについて、

 

それ以上

 

考えなくなってしまうことが

 

あります。

 

 

 

でも、

 

片付けたいと思ったのには、

 

何か理由があったはずです。

 

 

探し物を減らしたい。

 

取り出しやすくしたい。

 

戻すのをラクにしたい。

 

収納からモノが

 

あふれる状態を変えたい。

 

 

だったら、

 

その困りごとを解決するために、

 

今の持ち方でいいのか

 

を考える必要があります。

 

 

「使っているか、使っていないか」

 

だけではなく、

 

そのモノを持つことで

 

何が起きているのか。

 

 

無かったら本当に困るのか。

 

別のモノでも代用できるのか。

 

そして、

 

それでも持っていたいと思うのか。

 

そこまで考えて、

 

「やっぱり私は持っていたい。」

 

と思うのであれば、

 

それは自分で

 

納得して選んだモノになります。

 

 

 

自分では疑わないところに、原因があることもあります

片付けがうまくいかないと、

 

「捨てられないから。」

 

「収納が少ないから。」

 

「私が片付け下手だから。」

 

と、自分なりに原因を考えます。

 

 

でも実際には、

 

「使っているモノは

 

必要だから残す」

 

という、自分では

 

疑ったこともない考えが、

 

モノの量を増やし、

 

取り出しにくさや

 

戻しにくさに

 

つながっていることもあります。

 

 

だから私はレッスンでも、

 

その方が「必要です」

 

と言ったことだけで、

 

必要かどうかを決めません。

 

 

「それが無かったら

 

どうなりますか?」

 

 

 

「その数が無かったら、

 

何に困りますか?」

 

 

そんなふうにお聞きしながら、

 

その方自身に考えていただきます。

 

 

 

すると、

 

「あ、これ、使っているから

 

必要だと思っていました。」

 

 

 

「でも、無くても

 

困らないかもしれません。」

 

 

 

と、ご本人が気づくことがあります。

 

 

 

誰かから、

 

「これは多すぎます。」

 

「減らした方がいいです。」

 

と言われたから

 

手放すのとは違います。

 

 

 

自分で

 

「私にはここまで必要なかったんだ」

 

と気づくから、

 

自分で選べるようになる。

 

 

 

私は、そこが

 

とても大切だと思っています。

 

 

もし、

 

「全部使っているから減らせない。」

 

と思いながら、

 

モノの多さや

 

使いにくさに

 

悩んでいるのであれば、

 

一度、

 

「これが無かったら、私は本当に困る?」

 

と考えてみてください。

 

 

 

今まで「必要」

 

と思っていたモノの中に、

 

思いもよらなかった答えが

 

見つかるかもしれません。

 

 

 

そして、

 

「自分の場合は、

 

何が片付けを

 

難しくしているのか

 

分からない。」

 

 

 

「いろいろ試したけれど、

 

なぜうまくいかないのか

 

分からない。」

 

 

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