家族という形に対する試行錯誤 | コノ国の体裁(カタチ) ~幻像『大英帝国』の住人達~

コノ国の体裁(カタチ) ~幻像『大英帝国』の住人達~

 閃いて、まさに!という想いでつけたのですが……司馬遼太郎さま、ごめんなさい……!
 

 

 

  いや、そんなことじゃなく「母の白内障」のお話。

 

 

 

  本人も「やっと」不便さを認めるほどになったのだろう。

 

  去年の12月に執刀医との最終面談があり、一般には

 

 

  部分麻酔&経過を見て日帰り

 

 

  …という流れになるレベルの手術なのだが、高齢に加え「背中の曲がり」が酷い為、これでは椅子でジッとしていることも出来ないだろう……ということで

 

 

  日曜日に入院

 

  月曜日に全身麻酔の上、手術

  

  火曜日に退院

 

  …更にその一週間後には「経過チェックの為の面談」まで予約される、というコノ国では『まさに夢』のスケジュールとなった。

 

 

 

 

 

  いや、それ以前に私が溜息を吐いてしまったのは、根本的な原因が違うとは言え、最近同じく「白内障」で母より20歳近く若い「テンちゃん」が

 

 

 

  「治る見込みがないので手術不要」

 

  …と判断され、突如不自由な生活に陥ってしまったことだった。

 

 

 

  そう言えば、私がこちらに移住したばかりに知り合った御近所のお婆さんも両目が白内障になり、そう判断されてから片目の手術に一年以上待った末やっと出来たものの、手術直後に

 

 

  「もう片方(の手術)はイツになりますか?」

 

  …と聞いたら、こう言われたそうだ。

 

 

 

  「もう見込みがないから

 

  手術はありません。

 

 

  でも『盲人協会』に登録するよう

 

  手配はしてありますから

 

  大丈夫ですよ!」

 

 

  …何が「大丈夫」なんだ?……と思った記憶がある。

 

 

  それこそ白内障の手術「なんて」(と言うのはおこがましいけどね)日常生活のサポートさえあれば両目を一度にやっても問題ないモノだろうに……!

 

 

  あの時のお婆さんは、今の母よりずっと若い。

 

  それまで一人でバスに乗り、買い物に行っていたような人だった。

 

 

  「テンちゃん」だって自分で車を運転して飛び回っていた。

 

 

 

  それが「突然」出来なくなった絶望感は如何程か。

 

 

 

 

 

  我が母は本当に「運がイイ」人だなあ……と思う。

 

  (でも本人は常に『悲劇のヒロイン』だけどね🤣)

 

 

 

  当日から退院まで、私は姉の連絡を待つしかなかったが、何か問題があれば即言って来るから我が家の場合はまさに

 

  「便りの無いのは良い便り」

 

  …と言える。

 

 

 

  いや、実は私は姉からの連絡を読んで本気で大爆笑してしまった……まさに「母らしい!」ということで。

 

 

 

 

  曰く。

 

 

  入院時の騒動もなく(🤣)手術も順調、経過も良く、一週間後の最終チェックも全く問題なかったそうだ。

 

   やはり母って人は丈夫だな……と思うのだが、本人は

 

  「息をするのも苦しいんだっ!」

   (ということを一時間くらい平気で喋り続ける🤣)

 

  …と言うのが『口癖』なヒトだから直接本人に言っても認めない。

 

 

 

  そして『術後』初めて鏡を見ただろう母は、迎えに来た姉に向かってこう叫んだそうだ。

 

 

 

 

  「入院と手術の

 

  『ストレス』で

 

 

 

  シミとシワが増えたっ!!

 

 

 

  アンタのせいだっ!!」

 

  

 

 

  …ああ、手術は確かに成功したんだな、と思った瞬間だった。

 

  

 

  我が母、3月には92歳。

 

 

  母一族の最長寿記録更新なるか……?

 

 

   (因みに現時点では101歳)

 

  🤣🤣🤣