ケーキ屋リオちゃん | コノ国の体裁(カタチ) ~幻像『大英帝国』の住人達~

コノ国の体裁(カタチ) ~幻像『大英帝国』の住人達~

 閃いて、まさに!という想いでつけたのですが……司馬遼太郎さま、ごめんなさい……!
 

 

 

 

  そして三人目、且つ今回「合格」したと言えるのが「アン」。

 

 

  実は男性且つ外国人である「ジェフ」は別枠として、彼女と「ジョニー」を比べると、仕事振りでは確かに「アン」の方かな……と私でも思う。

 

 

  先ず、「明るい」

 

  モチロン「ネイティブ&同年代の女性」ということもあるだろうが「ジュリー」のように誰とでも良く喋るし、当然「ジョー」や「ピーター」とも臆せず良く喋っている。  

 

  ここは私が一番苦手な所だから、感心するしかない。

 

 

 

  それ以上に私が高得点と思ったのは「結構気が利く」

 

  以前話したように『カミ』には下拵えが必要な「ストック素材」がある。

 

  特に特定の「種」をグラインダーで擂り潰したものは日常的に回数も量も使う。

 

 

  これも最初の頃はその時使う人が「いちいち」という感じで作っていたのだが、私が一つだけだった「ストックポット」を二つ(=各部屋)に増やし、更に朝出勤したら先ずそれをチェックして「在庫」を作るようになっていた。

 

  …のが「アタリマエ」で、そうなると直ぐ他に誰もやらなくなる、というのがコノ国である。

 

 

  特に、私が居る部屋のポットが勝手に移動していて……という事も頻発していた。

 

  まさに

 

 

   『横取り』はするが 『補充』はしない

 

 

 

   ……が「普通モード」のコノ国あるある。

 

 

  だから、という訳でもないが『カミ』に対する忠誠心?のようなものが少しずつ薄れて来た頃から、私はその「名もない家事」のような仕事に自主的に少しブレーキを掛けていた。

 

 

  とは言っても、もちろん「自分が使い切った分は補充」はする。

 

  その時の「ついで」をしなくなった、というだけである。

 

  更に言えば、時間を一方的に削られたことで

 

 (そういうことを)

  「やっているヒマ(時間)はない!」

 

  …ということもあった。

  

  地味で、他の人達も「出来るならやりたくない」仕事である。

 

 

 

  それが先日「アン」が別の部屋で一緒に働いていた最中のことだったのだが、彼女は自分から

 

  「〇〇のポット、ここにもあるよね~?」

 

  …と聞いて来て、彼女自身が二つ分のポットにきっちり補充してくれた。

 

  それだけで感激してしまうのもナンかおかしい、と言えるかもしれないが、コノ国の「スタンダード」が『それだけ』以下なのだから仕方がない。

 

 

 

 

  因みに「アン」は『カミ』の女性の中で一番ガッチリしている「ジョー」を超えて

 

  「うん、コノ国の『ケーキ屋』には一人は居るな…」

 

  …と言える、「意外と細身」が多い『カミ』の現場では

 

 

  一番『美味しそう』な人

 

  …でありました……!

 

  🤣🤣🤣