ケーキ屋リオちゃん 正直、腑に落ちないと感じている話 ⑨ | コノ国の体裁(カタチ) ~幻像『大英帝国』の住人達~

コノ国の体裁(カタチ) ~幻像『大英帝国』の住人達~

 閃いて、まさに!という想いでつけたのですが……司馬遼太郎さま、ごめんなさい……!
 

 

 


 

  ちょうど4人が座れる小さなテーブルに「オーナー」と「従業員」が二人ずつ、向かい合って座った。

 

 

  これも「今考えれば」……で、やはり意図的だったのかな~、などと思う。

 

  いや、本当に「たまたま」だったとも言えるだろうけど、私は意識的……第六感的に「ジョー」の向いに座った。

 

 

 

  乾杯して一息。

 

 

  話し好きの「ジュリー」が、早速「サラ」に話し掛ける。

 

  内容はもちろん、彼女の「ホリデー」に関して。

 

 

 

  私は「白」をチビチビ飲みながら、それを黙って聞くだけだった。

 

 

 

 

   実は私、「ちょっとアルコール」が入れば普段よりリラックスが出来るタイプ。(ある意味「チョロいヤツ」とも言う?🤣)

 

  と言うか、子供の頃から私は殆ど

 

 

  「こんなこと、言うんじゃなかった!」

 

 

  という後悔よりも

 

 

  「これだけは、言ってやるんだった!」

 

 

  …という後悔の方が圧倒的に多かった人間なのだが、適量の「アルコール」が入るとそこら辺が丁度良く?調節されるというか

 

 

 「あら、アタシって結構大胆?」

 

 

 …というような「ツッコミ」が出来るようになるんだよなあ……と思っている……あくまで自分の中では、だけど。

  

  (もちろん「適量」を超えると……寝るダケ!🤣)

 

 

 

  とにかく。

 

 

  最初の「会話」はほぼ「サラ」と「ジュリー」の間で行われていて、私と「ジョー」は黙って聞いている……という状況だった訳だが、私はずっと

 

 

 

  「そんな話をするために、

 

   わざわざ誘った訳ではないよね?」

 

  …という気持ちで居た。

 

 

 

  それは「ヤッパリ」で、二人の会話が一息ついた時、「サラ」がより一層明るい顔になって

 

 

  「さ……て、実はこれから大切な話があるのよ!」

 

 

  …と、テーブルに両手を付いた。

 

 

 

  やれやれ、やっとか?

 

 

 

 

  「あ、でもね、事前に言って置くけど……

 

  このことは、全員に

 

  私達から直接言いたいから、

 

  「ギャル」や「キヨさん」には未だ言わないでね!」

 

 

 

  「サラ」は「ギャル」と言った時には「ジュリー」を、「キヨさん」と言った時には私の方を向いて言った。

 

  ま、一応「その通り」とは言えるけどね。

 

  

 

 

  「…『ピーター』にはもう伝えているの?」

 

 

  そう言ったのは私。

 

 

 

  「え、ええ、彼はもう知っているわ!」

 

 

 

  ……ふ~ん……!

 

 

  伝える順番が「キッチンカースト」に沿っている、ということはやはり「それなりの大きな話」なんだな……?

 

  (まあその日「キヨさん」が休みじゃなかったら一緒に居た訳ですけど、ね?)