さて、『杏』と『塩』は用意出来ましたか?
あ、先に言え!と言われるかもしれないけど、『塩』はそこらで安く手に入る「NaCl」のカタマリではなく、出来るだけ良い塩を使うのが賢いです。
「塩味」が基本だし、長期保存するものでもありますからね、「良い塩」だと「後味」が違うんですよ、やっぱり。
さて『杏』と『塩』以外に用意して頂くものは、当然ですが
『漬ける容器』
と
『漬物石』(となりうるもの)
と、絶対と言えるものではないですが
『食品に使える消毒剤』
…等でございます。
え~「消毒剤」? メンド臭~!
…と即思ったアナタ。
そんなに固いこと考えなくて良いですよ。
「度数の高い酒」があれば、それで充分。
一番良いのは変な癖がない「ウォッカ」ですが(これは果実酒とかにも使えるから便利よ)35度以上で直接的な糖分が少ない酒なら…「ジン」とか「ウィスキー」でも大丈夫です、「量」が必要なものでもないですからね。
と言うか「漬ける容器」が熱湯消毒に耐えるモノなら、それでも充分ですんで。
その「手間」さえ厭わなければ別に買う必要もございません、ハイ。
因みに「消毒剤」(となるもの)は、スプレーボトルに入れておくと楽ですよ。
さて、『杏』を買って来ましたね?
先ず竹串……が無くても指先でもエエんですけど、とにかく残っている
『ヘタ』
…を一つ一つ取り除きます。
取りながら皮が破けているようなものは外します。
(外した杏の利用は後でね)
外し終わった時点で全体の重さを量ります。
……え? 秤がない?
いや、これも「だいたい」で良いですよ。
「500g」ってあって、中身が20個あって、ダメなのが2個だったら大体450gね……って感じで?
とにかく。
次に鍋やボールに水を張り、『杏』をそっと、でも一気に入れます。
…するとね、皮の周りに細かい「泡」が出て来るのが見えると思います。
しばしそのままにして「泡」が消えたら静かに「ザル」に上げます。
……え? ザルなんてない?
でしたら上にフタして少しずらして……底に多少水が残っても大丈夫!……大方の水気を切ったら後は一つずつ手作業でペーパータオルの上などに置いて行って下さいまし。
しばらく放置して……いや、別にしなくてもエエんですけどね、その方がちょっとだけ「手間」が少なくなる……ってダケなんですけど、私はその間に「塩」と「容器」の用意をしてしまいます。
「塩」の量はズバリ
『杏』の重さの2割
…つまり「20%」、つまり「五分の一」。
え~? 多いんじゃない?
…と言われるかもしれませんが「保存料」ナシで長期保存するならコレで普通、と考えて下さい。
(最初から最後まで冷蔵庫に入れられるなら10%くらいでも行けますけどね)
って言うか、だからこそ「良い塩」を使って欲しいんですね。
時間が経てば経つ程「NaCl」では塩辛さだけが出て来ますので。
まあコノ国は日本に比べて涼しいので18%、ギリギリ15%くらいでも良い……とは言えますが……「20%」にすると
…計算が簡単なんだな、うん。
(それだけの理由???🤣)
「容器」は内側に消毒液をスプレーした後、ひっくり返して自然乾燥……多少水分が残っていても大丈夫。
或いは熱湯を掛けて同じようにひっくり返しておいて下さい。
さて、いよいよ?「漬け」に入ります。
『杏』をペーパータオル等で一つ一つ拭きながら「容器」の底にキッチリ一並べ。
並べると大体「何段」になるか判ると思うので、それが判ったら「塩」をそれと同じ数(=段)に分割して(注;ザックリでエエのよ)その一回分を「杏」の上に広げます。
後はその繰り返し。
と言うか当然「容器」にも寄りますが、量が少ないと2~3段で終わりますからね、あっけないくらい直ぐ終わります。
一番上に「塩」(☚これは絶対!)を振ったら「容器」の中にハマる「落とし蓋」となるもの……お手軽なのはやはり「皿」でしょうか?
私は容器に合わせて切った段ボールにアルミホイルを巻き、更にラップで巻いて使っています。
それを上に乗せたら『杏』の倍くらいの重量の『漬物石』を置いて……ひとまず終わり!
『漬物石』……調節が簡単なので買い置きの「缶詰」を使っています。
あと「容器」も特に専用のものなどはなく、その時の量に合った「タッパー」でやっています。
で、我が家の「今年の仕込み」第一段階がこちら。
(実はこれ、漬けた次の日の写真なので既に「水」が出て来ています)
…次のステップと残った「杏」の行方は……また明日!🤣
