実際、朝の「ジュリー」の仕事は猥雑で、傍目で見るだけでも大変だな~といつも思う。
それを(幾らオーナーの一人とは言え)「慣れない」人間がやるのはより大変だと思う。
しかし。
その「惨状」を見て、私は「サラ」というヒトが本当に
『現場』を知らない人間
…だということと、
『カミ』のオーナーは
「ジョー」だ!
…とつくづく「確認」してしまった。
と言うか、彼女自身は基本「こういうやり方」でやって来たんだろうな……と思う、と言うか?
特に今は「オーナー」=トップだから当たり前だと言えるのかもしれないが、つまり
「ここにあるもの、ある場所は
全部自分のモノ!」
…がアタリマエ、そう、言ってみれば「サラ」は
「静かなる『ギャル』」
…なのでは?……と考えてしまったのだが、どうもその推測は当たっているようだった。
と言うのも。
「私のシマ」に浸食していることを全く意に介さないことは
「私はここのオーナー」
=全部私の自由!
…という『無意識の意識』であるだろう……ということで容易に想像出来る。
しかしその「シマ」にある、今は言わば
「リオの(小型)ミキサー」
…となっているものを、目の前の私に全くの「一言」も無くいきなり使い出した時に先ず
「あ~、『ギャル』と同じだ!」
…と思ってしまったのだ。
「だって、アンタ、
『今』使っていないでしょ?」
…「そういうヒト」の『正当な理由』は多分そんなところだろう。
しかし、これが「ジュリー」だと……別に大袈裟なことはない、ただ
「リオ、ちょっと借りていい?」
…の『一言』が必ずある。
「ギャル」などはその真逆で『一言』が無いどころか、その周辺を勝手に「自分のシマ」にしてしまうけどね。
そして「もちろん」そういうヒト達に……同じ事をもし自分がされたら?……という思考に使う脳ミソは無い(断言🤣)
更に言えば「サラ」は一見おっとり且つ明るい人ではあるのだが、その日改めてモノの扱いは……
「結構乱暴?」
…と思ってしまった事があった。
と言うのも上記の「リオのミキサー」は他のモノに比べてちょっと癖が強いと言うか、ボールをセッティングする時に結構な「力」と「コツ」が要る。
(だから「一番使われない場所」になったんだろうな、と私は思う🤣)
それらを踏まえてキチンとセットしないで使うと明らかに「変な音」がするので直ぐ判るのだが、どうも普段居ない「サラ」は最初そこら辺に気付いていないようだった。
それでも「何か」に気付いたらしい彼女がやり直そうとしたのか、ただ次に移る為に動かしたのかは知らない。
しかし、「リオのミキサー」前で「サラ」がガタガタやっているなあ……と思った次の瞬間……
パッキーン!!
…低く、でも確実に「何か」が壊れた金属音がした……!