何度も話しているように私が居た頃の「待合室」には『お茶セット』と呼ばれるものがあり、紙コップがあってコーヒーと紅茶が無料で飲めた。(注;紙コップは専門業者から購入していたので『当番』の仕事ではなかった)
しかし、私が居た時のある段階で有料……と言っても
「一日分 20p」
…という破格の値段だったけど……になった。
何故か?
先の話の中でもチラと出てきたが、「待合室」には学童前の子供達を連れて待機している人達も居た。
(特に雨の日は満員御礼状態だった)
そういう「子連れ家族」の中から
自分の子供達に「牛乳」だけを
『タダ飲み』させる
…人達が増えて来たから、だった。
それも、自分達はお喋りに夢中のまま、子供自身に勝手に注がせ2杯3杯と平気で飲んでいく人達も続出。
もちろん、全員が全員そうしていた、などとは言わない。
しかし「朱に交われば…」か「百匹目の猿」かは知らないが「そういうこと」を数組がやり出すと、同じ部屋に居る他の人達も平気になる。
当然ストックの牛乳がドンドン減って行った。
最初の頃は
「この牛乳は子供さん用ではありません」
…というような『札』を出して対応していた。
しかし、そも「そういう人達」は直接的な「罰則」でもない限り止めないし、何より「自分に都合の悪いもの」は目の前にあっても見えない。
とうとう、お茶を飲みたい人は
「20p」を払って
紙コップに自分の名前を書き、
それを一日使うこと!
……というルールに変更された。
するとこれまた判りやすいもので、『飲み逃げ』が一気に無くなった。
その後「利用者」が更に減った為、経費節約策として「牛乳」は「粉末ミルク」に変更された。
その後、コロナ禍真っ最中の頃は「待合室」そのものも閉鎖されていたと聞いたから『お茶セット』のシステムが今はどうなっているか判らない。
しかしまあ「無料」に限らず、「●●放題」というのものは人格を変える……と言うより、その人の「本性」というものが良く見えるものだな~、と今もつくづく思う。