「こういう人達」は自分が同じことをされても平気なんだろうな……って思えるかいっ!!! ⑪ | コノ国の体裁(カタチ) ~幻像『大英帝国』の住人達~

コノ国の体裁(カタチ) ~幻像『大英帝国』の住人達~

 閃いて、まさに!という想いでつけたのですが……司馬遼太郎さま、ごめんなさい……!
 

 

 

 

  何度も話しているように私が居た頃の「待合室」には『お茶セット』と呼ばれるものがあり、紙コップがあってコーヒーと紅茶が無料で飲めた。(注;紙コップは専門業者から購入していたので『当番』の仕事ではなかった)

 

 

  しかし、私が居た時のある段階で有料……と言っても

 

  「一日分 20p」

 

 

  …という破格の値段だったけど……になった。

 

 

 

  何故か?

 

  先の話の中でもチラと出てきたが、「待合室」には学童前の子供達を連れて待機している人達も居た。

  (特に雨の日は満員御礼状態だった)

 

 

 

  そういう「子連れ家族」の中から

 

 

 

  自分の子供達に「牛乳」だけを

 

  『タダ飲み』させる

 

 

 

  …人達が増えて来たから、だった。

 

 

  それも、自分達はお喋りに夢中のまま、子供自身に勝手に注がせ2杯3杯と平気で飲んでいく人達も続出。

 

 

 

  もちろん、全員が全員そうしていた、などとは言わない。

 

  しかし「朱に交われば…」か「百匹目の猿」かは知らないが「そういうこと」を数組がやり出すと、同じ部屋に居る他の人達も平気になる。

 

 

 

  当然ストックの牛乳がドンドン減って行った。

 

 

 

  最初の頃は

 

 

  「この牛乳は子供さん用ではありません」

 

 

 

  …というような『札』を出して対応していた。

 

  しかし、そも「そういう人達」は直接的な「罰則」でもない限り止めないし、何より「自分に都合の悪いもの」は目の前にあっても見えない。

 

 

 

 

 

  とうとう、お茶を飲みたい人は

 

 

 

  「20p」を払って

 

  紙コップに自分の名前を書き、

 

  それを一日使うこと!

 

 

 

  ……というルールに変更された。

 

 

 

  するとこれまた判りやすいもので、『飲み逃げ』が一気に無くなった。

 

 

   その後「利用者」が更に減った為、経費節約策として「牛乳」は「粉末ミルク」に変更された。

 

 

 

  その後、コロナ禍真っ最中の頃は「待合室」そのものも閉鎖されていたと聞いたから『お茶セット』のシステムが今はどうなっているか判らない。

 

 

 

 

 

  しかしまあ「無料」に限らず、「●●放題」というのものは人格を変える……と言うより、その人の「本性」というものが良く見えるものだな~、と今もつくづく思う。