ある意味、これが『普通』なのかも 4 | コノ国の体裁(カタチ) ~幻像『大英帝国』の住人達~

コノ国の体裁(カタチ) ~幻像『大英帝国』の住人達~

 閃いて、まさに!という想いでつけたのですが……司馬遼太郎さま、ごめんなさい……!
 

 

 

 

 

 

 

  白シャツとエプロン以外……と言うか特に肘から下の雰囲気は完璧に「パーティー仕様」、下手すれば「ちょっとしたキャバ嬢」と言っても通じただろう「メギ」。

 

  その仕事振りは前記したように

 

 

  「言われたことはやる」

 

  …という感じだったのだけど、それはつまり当然

 

 

  「言われなければやらない」

 

  …ということでもあった。

 

 

 

  教える方も忙しいから、一つのことを指示され、それが終わったとしても直ぐ「次」を教えることが出来ない。

 

 そういう時間が出ると私は「とにかく洗い物!」ということでやっていたのだが流石コノ国の『普通の若いもん』だろう「メギ」、「洗い場」が目の前にある部屋(=『オーブン部屋』)で作業しているのに、ちょくちょく大量の洗い物の前に「突っ立ったまま」だった。

 

 

 

  ここでまた私がそこで「ベテラン」の立場だったら即「取り敢えず、洗い物をしていて!」とでも指示をしたと思うが、何と言っても私は「一番の新人」。

 

 

 

  目の前の「ジョー」や「ピーター」が何も言わないのに、彼らを差し置いて言うようなことでもないだろう。

 

  何と言っても、そのことで「メギ」がヘソを曲げて帰ってしまったりしたら「私の責任」になるじゃないか!

 

 

 

 

  そんな「プチ・モヤモヤ」な気分を抱えて部屋を行き来していたのだけど、何回目かに『オーブン部屋』に行った時、「メギ」はやっとこ「洗い物」をしていた……「ピーター」と並んで。

 

 

 

  「メギ」はもちろん完璧なマニュキアとジャラジャラの腕のまま……多分マニュキアが取れる事を危惧したのだろう、スポンジもあるのだが他の人も滅多に使わない、こちらで一般的な「皿洗いブラシ」を使って手を濡らさないように、ゆ~ったりと手を動かしていた。

 

  …と言うか本来「洗い物なんて」する気など全く無かったんじゃないかと思うけど???

 

 

 

  「メギ」は手は優雅だが「ピーター」とのお喋りで口は忙しそうだった。

 

 

  その「ピーター」は「すすぎ」で肘まで水浸しの上に合間に「洗い」も手伝い、手も口もフル回転だった。

 

 

  おやおや、流石、優しい「ピーター」君。

   (と言っても十分「おっさん」の年齢だけどね)

 

  ちゃんと私の時でも「交代」してくれるような人だからエエと言えばエエけど、「一緒に」やってくれたことはない……よね?

 

 

 

  まあ生物学的に正しい姿、というかやっぱり「若いメス」には弱いんだね~?

 

  …と思いながら横目で観ていると、次に「メギ」は

 

  「一服したい」

 

  …ということで外に出て行った……やはり「ピーター」と一緒に。

 

  ……(━_━;)……!

 

 

  まあ本当に「一服」だったようで二人は直ぐ戻って来たのだが、「ピーター」がそういう行動に出るのは初めて見た…!

 

 

  

   ホンマ、オトコって判りやすいよねぇ……!