コノ国の庶民、特に女性の「御洒落」と言うか「身支度」の中に
『清潔感』
…という意識は無いのかな、と思う時がある。
「御洒落」=装飾過剰
或いは「セクシー」=御洒落という式になるのか、イワユル『梱包生地の縮小過剰』とか?
いや、「メギ」は『一見』……一見、パッと見にはチャンと?「シェフっぽい」恰好をしていた。
それは彼女が着ていた白シャツのせい、とは直ぐ判ったのだけど、問題は彼女周辺の「装飾品」と言えるモノ達。
先ず「スマホ」。
別に職場から何か言われている訳ではないが、私自身は勤務中、鞄に入れて休憩室に置いたままにしている。
ところが。
やって来た「メギ」は、真っ先に自分のスマホを『作業台』の上に置いたのだ。
もちろん「ど真ん中」ではないが、『作業台』の上であることは変わりない。
そして当然?……流石に「電話」を掛けることは無かったが、堂々と置いたままの状態で時折指で操作しては何やらチェックしていた。
そういう状況を「今ドキ普通」と思うか「職務怠慢」(←は、流石にちょっと言い過ぎかもしれないけど…)と思うかの意見は分かれると思うが、私はもちろん後者。
もちろんスマホを持ち込む事自体は何とも思わないし、「必要であれば」使うことは当然だろう。
「ジュリー」は仕事中音楽を聴いているが、スマホそのものは「棚」の上に置いてあり、勤務中それ以外の目的で使っていることはほぼ見たことがない(使うヒマがない、とも言えるけど)。
「ジョー」は当然として「ピーター」も職場に持ち込んでいるが、どちらも普段は大体自分が働いている場所近くの「棚」の上に置いているだけ。
「ジョー」にしても仕事で応対する以外「自分から」操作していることなど見たことがない。
とにかく先ず『作業台』に置くことが信じられなかった。
『作業台』はまさに「作業する為の台」である。
他にも色々必要な器具は置いてあるが、はっきり言ってそれ以外の「小物」=「今・使っているモノ」はドンドン入れ替わる……というか「動かす」。
だから必要以外のモノがあれば先ず片付けるし、不用意に置いたモノに誰かがぶつかったらそれを置いた人の方が悪い、ということが「常識」。
それでも一緒に働いていた「ジョー」や「ピーター」が何も言っていなかったら新参者の私が何か言える訳は無かったけれども、「メギ」が居る間中
「間違ったフリ」
…でもして、一回思いっ切り落っことしてやろうか?……という「悪魔のささやき」を振り払うのに苦労した。
とにかくそれだけで私の「メギ」に対する印象はいきなりマイナスだったのだけど、それと同時に
「おや? 『彼女なり』には考えているのかな?」
…と、思えたこともあった……のだけど!