何処の国でも「オカミ」は責任のなすりつけ合いが好きなんだろうな 146 | コノ国の体裁(カタチ) ~幻像『大英帝国』の住人達~

コノ国の体裁(カタチ) ~幻像『大英帝国』の住人達~

 閃いて、まさに!という想いでつけたのですが……司馬遼太郎さま、ごめんなさい……!
 

 

 

 

     「ここって、どっかのバンドのライブ会場じゃないよね?」

 

   …思わずそう思ってしまった。

 

 

 

   先ず、その頭が

 

 

  「『カツオくん』だ~!」

 

 

 

  …そう、黒髪であることがギリギリ判る程の「イガ栗頭」。

 

 

   そこに『ガッツリ』と言えるほど濃い化粧。

 

   鼻の周りには10個以上のピアス。

 

  それだけでも私など凝視ものだが、それ以上に私の目を釘付けにしたのは彼女の『耳』だった。

 

   ピアスはしていなかった。

 

   しかし……していたのだろう、その耳たぶには大きな「縦長の穴」が開いていて……。

 

   その長さがパッと見ただけでも5cmはあっただろうか?

 

  つまり仏様も真っ青の「肩に付きそうな耳」だったのだ。

 

 

 

 

   いや、判る。

 

   伊達に失業期間が長い訳じゃない。

 

   コノ国の『失業者あるある』で、「失業し立て」から、「年季の入った人」まで、そしてその恰好も「典型的失業者」の両極で、彼女のように

 

  「すみません、ここはパンクのライブ会場でしたっけ?」

 

  …と言いたくなるような人が必ず居る。

 

 

   因みに、彼女自身は講師の話に上手にコメントを被せる、いわゆる「場の雰囲気を持ち上げる」明るい感じの女性だったのだが、私など思わず『ハイ』になっている?と勘ぐってしまった。

 

 

 

 

  とにかく。

 

  キチンとスーツを着た「いかにも~」という感じの講師が登場し、プロジェクターで資料を見せながら話を進めて行く。

 

 

   その内容?

 

 

 

   まあ、コノ国で『ホスピタリティー』と呼ばれる、特に食品関係に関わるサービス業に関するレクチャー……という事だったのだが、正直私には

 

 

  「こんなこと?」

 

 

  「これだけ?」

 

 

  …と言いたくなるような事でしかなかった……!